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送る手紙  作者: 山藍摺
3/16

あなたに送る手紙ー2


あなたも相変わらず口が悪いようで何よりです。口が悪いのなら元気の証拠ですからね。ふーんだ。

字が汚くて悪かったですね。どうせ読めませんよ、だ。いつか綺麗になりますからそれまで足を綺麗にしてまってなさい、いいですね!

まだこちらは晴れてませんよ。はやく晴れろとか思います。故郷の晴れ間が懐かしい。

そんなこといったら、腹巻きは使ってやりませんからね。ちゃんとお布団だってかぶってますからね。断じて、朝お布団がどっか行ったなんてないですからね。お師匠と寝てますから。お師匠が見てくれてるんですからー!


話が変わりますが、こちらでは殺人鬼がでてます。何人か、被害が出ています。用心しています。そちらも、まさか殺人鬼がいるわけないですけれど、気をつけてください。あなたなら、我先に殺人鬼を気に入らないとかで成敗しにいきかねません。こっちが見ていないところで危ないことにくび、突っ込まないでくださいね。心配なんですからね。わかってくださいよね。あなただけの体じゃないんですからね。あなたこそ、体に気をつけてくださいよ。風邪は引きそうになさそうですけれど。


追伸

お師匠の隣にお布団敷いて寝てますから。同衾じゃないですから。夜具はべ、つ!ですから。

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