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送る手紙  作者: 山藍摺
15/16

手紙に、気持ちを託せたら



ああ、この気持ちを文に託せたら。


涼進。


ああ、この気持ちを文に綴れたら。






契約、という言葉をわたしが知ったのは育ての親の書物からだ。

あの人は、床が抜けちまうくらいに大量の書物を狭い部屋に置いてたんだ。

そのひとつに、神様の研究録があった。なんでそんな書物があったかはわからない。

でも。

それにわたしはすがった。

読み尽くした。

そして、契約することにしたんだ。

自分の命を引き換えに一度願いが叶えられる。

わたしは契約する。



だから、お師匠。

その文、遅すぎたよ。

わたしは、もう止まらない。止まれない。


今、目の前に、火の神さんがいる。


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