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送る手紙  作者: 山藍摺
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あなたに送る手紙ー1

お久し振り、です。お元気ですか。

お師匠に、暇なら手紙でも書けといわれて書いてます。手紙書くのはは初めてです。手習い以来です。

何を書くか悩みますが、何を書こう。

近況をかけと後ろでお師匠がやかましいので、近況を綴ります。

そちらの天候はいかがでしょうか。こちらの天候はしばらく前から曇天模様が続き、晴れ間を見られない日々が続きます。春だというのに、おかしな天候は、最近こちらでは神の祟りだとかいう人が出てきましたよ。人というのは、お日様の陽射しを浴びないとおかしくなるんでしょうかね?故郷ではほぼ晴れていたからか、みんなのんきだったし。

まあ、暗い話はさておき。

都会の人は少し、急いで生きているようなところがありますね。田舎者としては、まわりの人の動きがすごく早く動いているように見えます。そうお師匠に言えば、他言無用だと言われましたよ。都会の人は少し、急いで生きているようなところがありますね。田舎者としては、まわりのどうしてですかね?

手紙って、本当に何を書いたらいいかわかりません。誤字や脱字をしたら書き直さないといけないのですから、紙と墨がもったいない。今だって、時間をかけて書いてるんですよ。お師匠には、忍耐強くなるにはちょうどいいとかいうんです。おまえは短気屋さんだから、気長になるのにちょうどいいんだとかいうんですから、失礼ですよね。そう思いませんか。

おっと、墨が尽きてきました。では、また。

わたしとかぼくとかあたしとかおれ、がないのはそういう仕様です。

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