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ホロウの放浪譚~世界を知らない悪魔と歩く~  作者: あんたったー
第一部 一章 出発編 【???】
5/8

世界資料《オーズ》 種族編

◆ 種族一覧


人族

 最も一般的に見えるが、

 実は最も強かで危険とされる種族。

 記述によれば――

 『欲深く、戦いを好む戦闘民族』とされる。


 ・武力ある者は戦士に

 ・知恵ある者は策士に

 ・才能ある者は国家の柱に


 能力主義・合理主義的な気質が強く、

 それが発展の理由ともいわれる。

 大昔より、人族が世界の基準として扱われてきた歴史を持つ。



獣族

 身体能力に優れ、五感も鋭い。

 プライドが高く、気質は闘志に富む。


 国家は二つに分かれ、特徴も異なる。

 ・西の国:革新と商業を重視

 ・東の国:伝統と観光を重視



精族

 長い耳を持ち、長寿で美形。

 森に住み、種族の長は世襲制。

 多種族とは「浅すぎず深すぎず」の関係を保つ。


 他種族との付き合いは冷静かつ限定的で、

 中立的だが実利を優先する傾向がある。



魔族

 人・獣・精族以外の知的存在を総称する呼び名。

 ドワーフ、ヴァンパイア、サキュバスなど

 多種多様で、非常に広義。


 名称の由来

 古文献によれば、

 この世界には万物の原型とされる

 『ヴェルーラ』が存在した。

 ここから三系統(人・獣・精)へ進化する過程で、

 一部は進化に失敗あるいは拒絶し、

 罰として存在し続けたとされる。


 これら“進化を外れた未完成の存在”が、魔族と呼ばれる。


※ 上記四種族を呼称する場合、【人】という字が用いられる。

 これは大昔、人族がこの世界の頂点であった名残である。


以上が、世界オーズに存在する主要四種族である。

この世に産み落とされるすべてはそこで生き、そこで死ぬ。

地上、地中、水中、上空――

ただそれだけでよい。


その枠を超えることは本来想定されていない。


だから人は知らずにいればいい。

知ろうとしなければいい。


発展は必要ない。

世界は完成している。

ただ停滞を。


全ては『 』と『 』の望むままに。

ただ4つの種族が、全てであると――

そう思っていればいい。

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