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龍の夢をみた日

掲載日:2026/01/03

きらきら光る星が輝く夜。


田中誠二(たなかせいじ)、小学4年生の10歳。


部活はサッカー部。


「お母さん、今日は星が輝いて見えるね」


「本当ね。でも早く寝なさい」


「はい」


「おやすみ」


「おやすみなさい」


僕は、布団の中に入った。


明日は、土曜日。


公園に遊びに行こうかな?


今日は、疲れたから寝よう。


僕は夢を見た。


青空から太陽が輝き晴天。


青空から、白い雲が出てきた。


その間から、青い龍が現れた。


そしてその龍がこちらに向かってきた。


「どなたです?」


龍は口を開かない。


「どうしたんですか?」


「願いはあるか?」


龍が口を開いた。


「はい」


「そうか、明日一日やろう。私を見つけたら、願いを叶えてやろう」


「本当ですか?」


龍は後ろを向き空の方へ消えた。


翌朝。


「お母さん、昨日不思議な夢を見たんだ」


「なに?」


「昨日、不思議な夢を見たんだ」


「本当に?」


「うん」


「どんな夢?」


「言わない」


「変な子」


僕は、歯を磨いて朝ごはんを食べた。


僕は支度をして、外に出た。


まずは家の近くの公園に行こう。


僕は近くの公園に向かった。


友達の金田がサッカーボールで遊んでいた。


「おはよう」


「おはよう」


「なにしてるの?」


僕は話しかけた。


「リフティングの練習」


「そうなんだ」


(せい)ちゃんは、何しに来たの?」


「人探し」


「人探してなに?」


「あんまり言いたくない」


「教えてよ」


「昨日、夢見たの」


「それで」


「龍の夢を見たの」


「それで?」


「龍を探してるの」


「どこにいるの?」


「わかんない」


金田は笑った。


「探せないじゃん」


「どこか良いとこないかな?」


金田は考え込んだ。


「警察に聞いたら?」


「それ無理。住所ないから」


また金田が笑った。


「ヒントないの?」


「青空だった」


「海じゃないの?」


「そうなのかな?」


「行ってみたら?」


「わかった、近い海てあるの?」


「熱海」


「ありがとう、行ってみる」


金田と別れた。


僕は家に帰った。


地図を広げた、熱海市、僕の家から自転車で大体1時間半で海に行ける。


昼ごはんを食べた。


「あんた、午後も出かけるの?」


「うん」


「どこに行くの?」


「海、見に行く」


「一人で?」


「金田と」


「わかった。気をつけなさい」


「わかった」


僕は嘘をついた。


僕は、支度をして家を出た。


「熱海か〜。遠いな」


自転車に乗った。


町を出て、国道を走った。


コンビニでジュースを買った。


「海だ〜」


熱海の海に着いた。


海岸沿いに自転車を置いた。


僕は海を見た。


太陽は輝き、波が立っていた。


空を見上げた。


雲はなく晴天だった。


僕は眠くなり、浜辺で眠った。


日差しが強くなり僕は、目を覚ました。


「やぱり出てこないな〜。もう帰ろう」


そう思った瞬間。


晴天の空に雲が出て来た。


その間から、青い龍が見えた。


その龍がこちらに寄ってきた。


龍が、


「よく来たな」


「はい」


「願いは?」


「世界平和」


「それで良いのか?」


「はい」


「自分で、叶えろ」


「わかりました」


龍は消えた。


僕は家に帰った。


お母さんにその話をした。


「あんた、頭でも打ったんじゃないの?」


「そうかな?」


その日の夜に、星空を見た。


星は昨日より輝き、満月の夜だった。

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