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ビヨンドザアンノーン?  作者: 猫こんた


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79話 体が汚れやすい

宿に帰ってきた私と千尋さんはみんなの体を見た。

(うーん、火事もあったからか体が煤で汚れているなぁ……私と千尋さんは煤と土汚れがついてるし……)

「千尋さん、一度風呂入ったけどもう一度はいるのは?」

「せっちゃん、それありかも。だって体が汚れてるからね、仕方ないね」

千尋さんは表情一つ変えずにそう言った。

(千尋さんってもしかして風呂が好きなのか?)

「風呂かぁ……ジータは何故か血で汚れてるし私も汗で気持ちが悪い、鏡花さんは……分からん」

「通気性抜群ぞ」

(確かに鏡花さんの服装は通気性抜群だね……それに下着は布切れだもんね……そりゃスースーするわけだ)

私たちは再び風呂場に向かった、ぶつくさ言っていた鏡花さんもついてきたのだ。

「鏡花さん、どうして通気性抜群って言ったのについてきてるの?」

「素振りで汗をかいた」

(そういえばこの人屋上で鍛錬していたなぁ……とっても偉いなぁ)

そして私たちは服を脱ぎ、風呂場に出ていった。

「鏡花さん、背中流しますよ」

「そうか、なら私はこの桶を抑えておくでござる」

風呂場にレミちゃんを連れてきて風呂桶に入れてる、鏡花さんは風呂桶が流れないように抑えてくれるようだった。

「鍛錬千日勝負一瞬だ」

「言ってることは分からないけどなんだか頭よさそうだなぁ」

レミちゃんは鏡花さんの足を両手で触り、上下に撫で始めた。

「それでこの小動物はどうして私の足を」

「スベスベだから触りたいんじゃあないの?」

「そうか、ならとくと触るがいい」

鏡花さんはレミちゃんの頭を撫で、髪の毛を洗い始めた。

(しかし鏡花さんの体つき、とっても筋肉質だなぁ……とっても鍛えたんだろうな)

鏡花さんの背筋が触っただけで筋肉が確認できてとっても鍛錬を積んだんだろうなと感じた。

「私の体を見てどうした」

「物凄く鍛錬したんだなぁって感心してたんですよ」

「そうか、私は悪を斬るために鍛錬していた、その筋肉は鍛錬の結果だ」

そして私は体を洗い始め、ついでにレミちゃんの体を洗い始めた。

(しかし煤の汚れが凄いなぁ……水が黒くなってく)

レミちゃんにシャワーを当てたが全く怖がっている感じはなかった。

「とってもかわいいなぁ~」

私は風呂桶ごと持って湯船に浸かった。

「ふぃ~疲れた体に染み渡る~」

私は風呂桶に湯船のお湯を入れてレミちゃんにも湯船を体験させた。

「くきゃぁ」

「とってもとろけてるなぁ~」

「その小動物、目は見えているのか?」

「確かにたれ耳で目が隠れてるけど……見えてるんじゃあない?」

その後ろでラムダとジータは湯船を漂っていた。

「とってもいいねぇ~」

「ねーちゃんもそう思う~?」

千尋さんは念入りに体を洗っていた。

「千尋さん、そんな皮膚を擦ってたら血が出ますよ?」

「綺麗に洗わないとって思ってたら擦りまくるんだよ……止めてくれてありがと」

そして私は座って湯を堪能していた。

「酒は無いのかのぉ?」

「鏡花さん、また酒カス発言ですよ」

「おっと、すまないな」

そして私たちは湯船でゆっくりと疲れを癒していったのだった。




同時刻、電脳世界ではとある大きな動きがあった。

「明日の午後0時に現実世界に攻めるとして、最初は……警察本部だな……そして占拠をするか……楽しみだ」

シグマが明日の予定を練っていた、そこにタウが現れた。

「……どうしてここに来たんだ」

シグマが戦闘態勢に入るとタウは白紙のカードを出した。

「戦闘態勢に入るまでに成長したのか、へぇ」

「その白いカードはいったいなんだ?」

「いずれ分かるさ、お前はもう人道に外れたってことを」

シグマの拳がハサミになり、タウを掴みにかかった。

「まぁそうなるよな」

タウは煙球を出し、上空に逃げた。

「お前と私では戦闘の技量は違うんだ」

タウは白いカードを地面に投げるとスパンと地面に突き刺さった。

「じゃ、この光景を見たかっただけだ。冷静になれよ~」

そう言ってタウは危なげながら現実世界に帰っていった。

「ふぅ、全くあいつはどうして変わったんだろうな……」

そう言ってタウは財布を見た。

「……600円か、たこ焼きは買える。おっちゃん、たこ焼き8個入りを」

タウはたこ焼きを頼み、そしてテーブルに座った。

「明日の12時か……楽しみだな」

タウは明日の12時がとても楽しみだと口に出して言い、たこ焼きを一個頬張ったのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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