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ビヨンドザアンノーン?  作者: 猫こんた


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66話 機器をハック

ペットロボを討伐し終えた私たちは一旦警察本部の中で話をすることにした。

「さすがにペットロボ数千体相手するの骨が折れたよ」

「大半はラムダとジータが討伐してくれたからよかったでござる」

「いやぁ……まさかこんなにお強いとは」

「でも最後の奥山さんのEMP手榴弾がペットロボの動きを止めたんですよ、ありがとうございます」

「……それはどうも」

そして今後の話し合いを終え、千尋さんはジータを連れて服屋、残りのメンバーは宿に戻った。

「ラムダの援護射撃、よかったよ」

「そうですか!?」

「まぁ助けられたでござるな、あの数を相手するのはさすがに骨が折れる」

そう言って鏡花さんは体を伸ばした。

「今日は白米に納豆かな」

「いや食べ物のチョイス渋いな!?」

「全然渋くないが?それかセツナ、バランス良く食べていないのか?」

そう言って刀の鞘で私の頬を突いてきた。

「まぁ……満腹を感じないから全くバランスとか気にしたことないんだよね」

するとラーメンの屋台から豚骨の良い匂いがしたような気がした。

「……まぁ今日ぐらいジャンキーな食べ物を食べてもバチは当たらないでござるな」

そう言うと鏡花さんはラーメンの屋台に一直線で向かっていった。

「ラムダ、今日ぐらいいいよね」

「昼飯にはちょうどいいんじゃあないの?」

私たちは宿に帰る前に腹ごしらえで屋台のラーメンを食べることにしたのだった。



一方そのころ千尋さんは……

「うーん、なかなか似合う服みつからないね」

「これがいい!」

ジータは黒い服を千尋さんに奢ってほしそうだった。

「……どうしてそんな地雷系みたいな服を買いたがるのよ」

「だってこの服、私の気持ちに似合ってるから」

何故かジータは地雷系の服を着たがるのであった。



そして同時刻、とある路地裏にはとある少女がペットロボを従えていた。

「よしよし、いい子だね~」

犬のペットロボを撫でていると猫のペットロボがみゃうみゃうと鳴きながら近寄ってきた。

「……よぉしよぉし」

少女は猫のペットロボも一緒に撫で始めた。

「まったく。私の能力、ハックがあるからメロメロだ……とってもハーレムだなぁ」

その時少女の目の前に明らかに背が大きい女子高校生がいた。

「……ペットロボ!?」

女子高校生は少女に近づくと犬のペットロボを撫でようとした、だが犬のペットロボは女子高校生の手首を噛んだ。

「よぉしよし」

(なんだこの人……手首を噛まれてるのに私のペットロボを撫でてる)

すると女子学生は手首から流れる血を気にせず、少女の存在に気が付いた。

「あれ!?もしかしてこの子たちの飼い主!?急に訪れて急にペットロボを撫でてすいませんでした!!」

「いや別にいいのよ、この子たちは路地に捨てられてたんだけど、人の愛に飢えていたんだ」

「そうなんですね~」

「……ちょっとだけ私の言う事、聞いてもらってもいい?」

「いいよ、ペットロボが好きな人には悪い人は居ないっていうし」

「私は志熊、あなたは?」

「霧切、よろしくね」

志熊は霧切に周りに聞こえない程度の音量でこう言った。

「私の恨んでる人を始末してくれない?」

「その人たちっていったいどういう人何です?」

「ペットロボを虐殺してるんだ。だから私は許せなくてね」

「そういう事かぁ……なら私に任せて!私のレガリアで踏みつぶしてあげる!」

どうやらこの女子、もとい志熊は霧切に頼みごとをしたらしい。そしてその悪意が私たちへの脅威になるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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