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03話 - 最強の能力『不死』

ソフィア様が淹れてくれたお茶うめえええ。

ちょっと調整に時間がかかるって言ってたな。転生後の想像でもしながらゆっくり待たせてもらおう。


まずは、街を探して…

田舎がいいな。都会は疲れたし。人との関わりは最小限でいいかな。

できるだけ自給自足がしたい。冒険者ギルドとかってあったりするのかな。

特に最強願望みたいなものはないけれどそこそこのランクになってそこそこお金稼げて食べるのに困らなければそれでいいかな。

やっぱ貴族とか居るのかな。やだなぁ。地位とか名声とかはもう本当に要らない。

上下関係なんて懲り懲りだ。少ない友達と、最低限のご飯と、あとはのんびり暮らせればそれで…


あぁ、やっぱ恋愛とかするのかな。今はちょっと考えられないな。

もう100年以上たってるけど僕に実感はないし、幸せにしてあげられる自信なんてない。

妻と娘は幸せに暮らしたようだし、新しい世界でも幸せになっていればいいな。

まぁ僕の記憶なんてないか。


あ!そうだ!僕は記憶無くさないよね?特別って言ってたし…

この記憶が残ったままじゃないと今立てた人生設計ブレるぞ!?

転生しても僕なんだし、俺最強プレイしても絶対いいことになんかならない!


今のところ気ままな独身暮らしで目指せスローライフって感じか。

そしてあまり目立たないように。よし、これを目標にいこう。


『ソフィア様ー!』


≪なに?もう少し待っててね。なかなか調整むずかしいんだから≫


『はいもちろん!ちなみに僕はこのまま記憶を残して転生させてくれるんでしょうか?』


≪あら、記憶を引き継ぎたいの?嫌な前世だったって言ってた割にめずらしいわね≫


『その記憶がなくなったらトラブルへの対処のしようもないので。前世を反面教師にして生きていこうかと…』


≪なるほどね。また他に割り振るポイント減るわよ。まぁそれでいいならいいわ。えーっとどこだったかしら…。あ、これね。ポチっと≫


ソフィア様の前にはタブレット端末をもう少し大きく、そして透明にしたような画面が広がっていた。


『それってなんです?』


≪これ?頭の中で調整してて漏れがあったら困るでしょ?調整項目を視覚化しているだけよ。私の魔法…みたいなものかしら?神の力とも言えるわね。≫


『へー。』

と言いながらそっと覗いてみた。

お。僕にも読めるぞ?なになに…?


【ステータス】

種族:人間

体力:+5

力:+3

魔法:+10

敏捷:+3

器用:+5

魅力:+8 ※人に好かれやすくなる。容姿の数値ではない。

幸運:+5

【魔法】

なし

【スキル】

・転生者:前世の記憶を持ったまま転生した者

・協調Lv8 :他人との協調性が特別に優れている。

・治癒LV5 :自然治癒能力が上がる。※LV5…軽傷なら一日で治癒できる程度

・精神耐性LV5:ストレスが緩和される。また精神系魔法に対する耐性中。

・属性魔法(全):属性魔法に対する全ての才能を持つ。

・創造魔法(小):具体的な創造が可能であればその魔法についての創造が少し可能。


『なんかゲームみたいですね』


≪結局これがわかりやすいのよねー。ここに書いてある以外にもいろいろ微調整は頭の中でしてあるわよ。まぁこれが限界かな≫


『+3とかって低い気がしますけど…』


≪これらは普通の転生では全て0よ。あくまで成長補正値ね。ちなみにMAXが10よ。普通の転生者ではマイナスも普通にあるわ。君のステータスみたいに全てプラス値な上にスキルも最初からついているなんてことはあり得ないのよ。普通は何もない状態から成長や努力で手に入れるの。この中でも属性魔法、創造魔法にはとてもカルマ値をつかっているわね。あとはあなたの要望通り体を強くしたり、魅力を上げて人に好かれやすくしたり、精神耐性を付けたりしているわ。これで限界ね。相当頑張ったわよ。他にもここに見えない数値だってあるんだから。≫


『本当にありがとうございます。』


≪あとはまぁ私の加護もつけておくわ。小だけどね。≫


『何かいいことがあるんですか?』


≪ずっとは無理だけど、たまに見ててあげるわよ。本当にまずいときにはアドバイスしてあげるわ。一応神なのよ私。≫


具体的に何がすごいのかわからん加護だな…。まぁいただけるものはもらっておこう。


≪君、すっごく失礼ね…神託を都合のいい時に受け取れるようなものよ!?まぁ君から話かけるのは難しいけど、教会とかがあれば祈ってみなさいな。≫


『わかりました。ありがとうございます。』

ここで心を読まれないように考えないようにして考える。無駄だろうけど…

やっぱなんか物足りないな…人間は欲深い生き物だ…。まだ人ですらないけどね?


≪じゃあそろそろ転生の時間ね。準備はいいかしら?新しい世界では楽しんできなさい。特に魔王討伐とかがあるわけじゃないから好きに生きればいいわ。≫


『いろいろありがとうございます。』

と、いいながら神様タブレットを見渡す…


ん?なにか赤字で書いてある…


【不死】


めちゃくちゃすごいのあったあああああああああああ

これがあれば治癒や再生なんかいらなくね?死なないんでしょ?

レベルやスキル上げ放題覚え放題じゃんか。


【進化】


こっちも赤だ。

進化ってなんだ?これがあればエルフとか竜人とかに将来なれるのかな。

まぁ持ってて損はないよねこれ…?嫌なら別に進化しなければいいじゃんね。

他にもちょこっとだけ赤文字の表記があるスキルがあるみたいだけれどもう間に合わないみたいだ。よし…


≪じゃあ行くわよ。転生開…≫


(ポチッ、ポチッ)


≪え…?≫


あ、魅力もMAXにしておくかな。協調性もMAXにしとこう。仕事って結局人間関係だったんだ。じゃあ人に好かれまくってあとは不死があればそれだけで最強じゃない?レベルは自分で頑張るしね。不死だもん。


(ポチッ、ポチッ)


≪ちょっと君!!!あああああ!バランスがめちゃくちゃに…≫


意識がぼんやりしてきた。

どうやら転生が始まったようだ。


『ソフィア様すみません。このお詫びはまたお話できた時に。精一杯次の人生楽しませてもらいますね!』


≪…はぁ。もう別にいいわよお詫びなんか。これは君のカルマ値の割り振りよ。君に割り振られる能力の絶対値が変わったわけじゃないもの…。君の人生だもの。ただね…私は生命のバランスとかを考えて君が一番幸せになれるように…≫


『もうお話はこれまでのようです。教会には絶対に足を運びますね!ありがとうございました!』



行ったわね。あーあ。知らないわよ本当に。

不死なんて全然いいことないんだから…


それに…

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― 新着の感想 ―
おっと??w これは危ない予感しかないですね 不死…何やら危険なことしかないような… 頑張れ主人公!
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