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第七十八夜 グダるお局様と同じ枠|扱いは嫌なオオナムチ

オオナムチ 比丘を呼んで 「どういうことだ」と詰め始める


「そんなの位が高すぎて 見る聴くのには力が要る 修造と長谷しか

 お姿も声も届かない ツクヨミ様も同じ こればっかりはどうしようないです」


「むう」


「三郎さんは お雪さんに鼻は凍らされるわ氷柱が三本がスタート

 どこかでリカバリしないと気の毒 オオナムチ様はこの玉を

 『こんな事もあろうかと』と抜群のタイミングで授けられた

 ただ残念な事に、位が高すぎで聴こえた者は

 瑠璃を持った四名と俺長谷修造夫妻 半分ですね


 明日にも加護を必要としている二人の子に掛けに行きます

 オオナムチ様も一緒にいかがですか いっそオオナムチ様が掛けるとか」


「うむ 我の加護を欲しておる子が二人 直に授けよう」


「では これは一旦 オオナムチ様が引き取って」


「明日にでも呼ぶいが良い アキラなら呼べるであろう」


「呼びますので 場所は声の出る所で 今暫くお待ち下さい」


「うむ 十七代三九郎の内定 このオオナムチも立ち会ったと」


「十七代三九郎は 見えて聴こえております

 修造 オオナムチ様は見えて聞こてるよな」


「はい 有り難い神様と」修造

「なにかゴネてる神様」他人事全開の長谷


長谷の「ゴネてる」でグダるお局様と同じ枠|扱いは嫌なオオナムチ

「そうか それでは 明日な」と決まり機嫌も治すしかない

「修造も長谷くんも見え聴こえるのじゃな

 修造はツクヨミの加護がある瑠璃石を腕に嵌めておる 理解る

 長谷くんは 儂の授けたぎょくの首飾りも 奥方が女子会中で

 まだ、渡せれておらん いま現在は何もない 力もない」


「あいつ 昨日は摩耶の声を聴き 姿も見えた

 今日は、いきなり お局様のお雪さん と言い切ってたし

 お雪さんも三郎さんも 見えて聴こえてた その時点では瑠璃あり

 一郎さんに渡して今は嵌めていない

 神通力に気圧されない能力 というか逆方向で無視できる能力

 自然体でレースモード以外は基本他人事 自分の利益を考えない」


「ほう 欲がなく目がくらまぬと それで見え聴こえるのか 面白い」


「でもレースモードですと 貪欲に1秒でも前に ですよ」長谷


「そこに総ての欲を放り込んでおると 種目は違うがアキラと同じか

 今の内に我ら神々が見え聴こえるのに慣れておけ

 慣れれば、その後は見え聴こえ話が出来続けれる

 アキラをみなら」ここで止まるオオナムチ

 

「修造と長谷くんと二人でお互いに磨きあえば

 更に 儂の授けたぎょくの首飾りを掛ければよりはっきりと

 見え聴こえるようになる 修造と長谷 頑張れ

 明日な」消えていくオオナムチ


「修造さん 今の神様 アキラをみなら までで止まって

 修造さんと二人でお互いに磨きあえと 話を変えましたよね」長谷


「そんなの アキラを見習ったら お局様特化型になる

 そのてつは、踏むなとの神様の有り難い温情だな」修造


「でもまぁ 俺は、お局様特化型でいいですけどね

 嫁はお局様の歩美さん これから奥様になって頂かないと

 きっとフォロー入れまくりになりますしね

 どっかの卒業式ではお腹のおっきい女子高生が嫁とか

 縁がないですね

 歩美さんだけでいいですから余分なのは要らない」


「初見で19になったばかりの玲美です との逆サバ

 ヘルメットに穴は開けられるてるし、どうしようも出来ないよ

 余分なのは要らないと言うならアキラ

 景子様との過去の話を 年下の嫁の目の前でやるとか

 部屋はあるから移動すれば良かったのに」


「別の部屋に移動 きっと雅人さんは来ない 二人きり それこそ何をしてたの

 餅どころか おれん尻が大炎上 相手がお局様ならなんとかなるけど

 23の香織 扱い方が不明

 大勢の眼の前で何を言ったかを第三者に証言がして貰えるのが大事

 そしてキッチリ雅人さんに任した を言ったしな」


「不利な領域では戦わないのが正解ですよ」長谷


「なんにしても 位の高いオオナムチ様も アキラが躱してくれたから」


「修造 次回からは十七代三九郎が躱してすかして お見送り 頑張れ」


こっちの三人でオオナムチ様を躱しすかしてる間に

大天狗は見えて聞こえる一族とポン酒に移行していて盛り上がってる


「うむ 良い宴であった 酔う前に帰還する

 十七代とは それほど呑めなかったが仕方がない 次回に」


大天狗の三郎さんは 酔っ払う前に ササッと帰ろうとする



「三郎さん 忘れ物 お局様とお姉様とお嬢さんの三柱の女神様

 連れて帰って下さい」 と 比丘が注文をつける 


物凄く渋い顔になる大天狗


「その渋い顔 今日2回目 そう言う役との仕来りですよね

 せめてウズメだけでも連れて帰って下さい」


顔が明るくなって 「それなら」と受けてくれる

茶室に向かう大天狗に憑いていく 新郎チームの四人

茶室の門の潜戸の前で 止める 比丘


「どうして?」雅人さん


「ここまで来てるのはバレてる 潜戸は結界 女子会中の茶室には入れない

 三郎さんはウズメを連れて帰るという 大義名分があるから潜れる けど」


「けど?」と雅人さんの疑問が出たら 茶室の中から声が聴こえてくる


「お迎えがきましたよ 三柱さんはしらの女神様 切り上げてお開きです

 片付けは こちらでやっておきますので お迎えの大天狗様に

 歩美さんも香織さんも お開きですよ」

と茶室の中から聴こえてくる


涙ぐむアキラ 


「どうされました?」雅人さん


「お迎えの車に素直に乗るどころか お開きの合図を 景子さんが出してる

 おれの勝負を掛けた ご辞退 で真っ当になった

 雅人さんあとは任した」


「先程の でも から先を言わせなかったのも効いていますね

 私もがんばります」雅人


大天狗が先頭で 出てくる女神の三柱さんはしらと景子さんと玲美ちゃん


「それでは 連れて帰ります」物凄くホッとしている 大天狗


六人でお見送り


まったね 

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