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第六十三夜 ぷにん ぷにん ぷにん と三人がぷにん

「まだまだ しょぼい」と言われた長谷

見つめる歩美と香織


「そうなんですが 作ったのを実家に持って帰って晩飯のおかずにすると

 親とか兄貴は”気を使って”まぁまぁ食べれるって言ってくれるんです」


「そうなのね 一緒に頑張りましょうね」ホッとする歩美


「瀬山さんの、さも自分で創ったさまで女の子に食べさせてたのは

 長谷さんが創ってたんだ」琴美も到着してきた

「亜美先輩 素人味があっても美味しい 私の為にと感激したらしいです」


「亜美さんの合格 ヨシ! 琴美ちゃんは?」


「私は良乳ですので 有山店とか鞍上店とかへ

 亜美先輩 私だけと言ったのに、からの激怒の追跡調査結果です」


「しょぼいけど 素人が一生懸命作りました 美味しくどうぞ だからな」比丘


「うんうん そこの美味しくどうぞ はパンチの仕込みなんだ」奥山


「そこが有るからか 仕込むのも楽だったよな」片瀬


「琴美ちゃん そうらしいので 俺のトコでしばらくやって 片瀬奥山組へ」


「それで 胃袋は掴めますか?」


「瀬山は掴んだんだろ 料理を食べるのに男女差はないよ」片瀬


「長谷の実績だけどな」奥山


「ちょっと まとめよう

 俺のプロポーズの支援は 何もなしなのか?」


「指輪」奥山


「はい 頑張ります

 次 長谷のカートの件 スポンサードは樫村グループでいい?」


返事がない オープンのドアを開けてシートに座り込んでる歩美さん


「そこは モータースポーツ関連なので樫村運輸でスポンサード」絞り出す歩美


「次

 パンチの料理教室 最初にパンチ は決定だけど

 遠山さんも混ぜたほうが楽そうだ 移動の問題だけ」


「姉さんも 樫村の板場なら ウチより立派なはず

 爺婆父母から逃げ出せる と バーターで受けると思う」香織


「なら俺らも 樫村さんのトコで 報酬は長谷のスポンサード

 移動が有るから 休館日のみだけどな」片瀬奥山


「奥山片瀬組の参加に賛成 水金の午前で早急に奥山達への下地作り」比丘


「俺も 参加で」長谷


下を向いたまま ゆっくり息を吐き 呼吸を整えて

「婿殿のカートの件は、お小遣いレベルのスポンサードはします

 広報資料的にどうかを揉んで、そこから樫村グループとして検討します

 婿殿の料理教室参加は却下です パンチのアキラの基礎の基が

 婿殿に合わせられると困る ダメ女が三人になる」歩美


「広報資料的と言われると カートの中でも異端中の異端なんで

 俺らYAMAHA系はTZ250 HONDA系はRS250 の純レーサのエンジン

 KAWASAKI系はKR-1 SUZUKI系はΓ 市販車エンジンを無制限の改造

 ロータックスも居ます こんな無法地帯の限定解除クラス 受けはいいです」


「そんなんか!!」片瀬


「なにか知ってそうな片瀬が驚くレベル 長谷すげえな」比丘


「バックで何処まで出る?」片瀬


「260までですね FJよりは速いです」


「参加台数は?」


「シリーズで出てきてるのは20台くらいかな

 鈴鹿のみの異端中の異端クラス 全国から来ます

 250の単気筒の制限があってのクラスは全世界でやってますが

 鈴鹿だと意外と人気がなくてウチらより少ない」


「行きたい奴は 行き着くトコまで だろうから 限定解除クラス

 俺も行き着くトコまで行ってみる 砲弾も頂いた 見守ってくれ」片瀬


「後方支援は任せて 小姑をお任せする訳になるから最大限の支援

 歩美さんも凹んでないで 爆装して上空待機よ」香織


「お昼ご飯前にプロポーズで お昼は俺と奥山でいい?」


「いいわよ 板場も開けてある どこでプロポーズするかだけ」香織


「あの 此のまま出ると駐車場の無断駐車 喫茶店さんの迷惑

 店に入って珈琲の一つでも」琴美


そりゃそうだ、となり店に入る7人

出迎える 4人 片瀬弟と女性が二人


「兄貴 何時までまたせる気だった」と男性


「あ、4昨年のRQの希さん お久しぶりです」長谷


「知ってるの?」歩美 ちょっとプンプン


「俺が ストック100でシリーズ取った年の鈴鹿RQ

 何度もホッペにキスしてくれたのに その先はなしで悲しかった」


「あれは勝利の女神の勝者への祝福よ 勘違いしない

 でも 長谷くんなら ホッペでなくて口にしても 勿体なかったわ」


「希先輩 グチグチと何時までも 諦めないと」爆乳の娘

「そんな事にならないように 片瀬雄一郎様 私からプロポーズを今日こそ

 垂れてない93のH+ 小姑は蹴散らしますら任せて下さい」


座る前に巨大な爆弾が投下され座れない6人


「座りましょう」琴美


なんとか座る6人


「そんな ネタだとばかり」片瀬


「雄一郎兄貴 俺もネタだとばかり」弟の勇次郎


「文香 本気なの? 雄一郎さん これからプロポーズの予定よ」希


「毎回 ネタで流れてたこの2年間 総てを放り込んでのラストチャンス

 その持ってる指輪がハマらなければ諦めます」文香22


「本気だったんだ」男性


「そうよ 希先輩の2代下のRQ 長谷さんには無視されて

 兄貴と片瀬兄弟の歩く釣りにも何度も行って美味しい肴

 アピールしても気が付かない雄一郎さん 鈍感がいいのよ

 兄貴みたいに すぐ自分に気が有るとか思わないのが高ポイント」


戸惑う片瀬兄弟 奥山は沈黙した 長谷も歩美さんも沈黙


「いいけど そのおっぱいへの凝視は!!」香織


「いや このおっぱい 見なのは失礼だよ」と手を出し下から弾く比丘


ぷにん でカンとは音がしない


「でしょ トリンプの下着なんだけどなんとか”布”で支えれてますから」


急遽集まる 男ボンズ

「今のやり方で 最初に俺が 続いて下さい」長谷


ぷにん ぷにん ぷにん と三人がぷにん

片瀬弟の勇次郎は ぷにンの前で却下される


「本物だよね 順子さんよりデカイ ね歩美さん」長谷


歩美も ぷにん どころか 鷲掴みでおっぱいの真贋を確認

続いて首周りも触る 横にずらす 本気の真贋の確認をする香織


「順子姉さんより」と絞り出す歩美


「シリコンではないと思う」香織


まったね

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