表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/139

第五十八夜  「放置一択 ツケは払え」激怒の計二

ふぅ〜 と息は吐き 紅茶を飲み始めるお館様


「修造も 嫁の伶美さんであったかな 頂きなさい

 伶美さん 紅茶を頂いたら 倉田と加藤を此の部屋に」


紅茶を頂き 呼びに出ていく伶美


「修造 その腕輪は痛くはないか 見せてくれ」 


「痛くもなく 自然です」と言って左腕を出す修造


外してみようとするお館様 ゴムで伸びる緩みズレる でも外れない

修造では緩むまでしか出来なかったが お館様だとズラセれる

倉田さんと加藤が入ってくるが 伶美は別室へ

倉田さんもやってみるが 緩む程度

加藤がやると 手首を越して抜けそうになるが弾き戻される


「明殿の力なのか ツクヨミ様の加護なのか どちらかは判らんが

 修造 横槍に気をつけて よそ見をしないようにな」お館様


「突っ走ればいいのでは 景子様の潔斎明けには 夫婦でお出迎えをする

 景子様も喜ばれるかと ご自分も雅人様と結ばれる勢いに成る」加藤


「お館様もご了承 お腹に赤子 モタモタはしていられない

 修造も祝言をあげてしまえ」倉田


「祝言をあげてしまえって 伶美の家に何も言えてません 相手の有る事」修造


「仏滅を忘れるボンクラだが、伶美の岩笹家には内諾をとったぞ」倉田


「倉田 ボンクラ返上で良くやった 明日 岩山神宮 奥社の祭司として

 岩山家の頭領として 儂が式を取り仕切る 倉田 段取りは任せた」お館様


「祝言の式だけですよね 準備完了してます 修造達は装束でよいだろ」倉田


「うむ 10時に奥社へ二人で来るように 奥社の鳥居を真ん中で通り

 拝殿まで上がれれば祝言をあげる 

 加藤は盃などの入った箱とお神酒を持って儂と同行せよ」


「私もですか 奥社には代々の岩山三九郎様の結界があり入れないかと」


「先程の瑠璃の腕輪 一番動かせたのが加藤 倉田の進言で悩んでおったが

 あれを見て決めた 今は感じれない者 と下に見られておるが

 それはそれで役割があると 明殿の言葉 嫁取りのネタに付いて参れ」


「は お供致します」


三人でお館様の居室を出ると 伶美と姉の怜香が待っていた


「頑張ったけどぶち抜かれたわ 修造さんとお館様の激速には勝てない

 姉より先の妹の寿 おめでとう 私も来春には寿」怜香23 余裕がある


「えっと 姉さん きっとこの先は言わなくて良くて

 姉さん 姉より先の妹の寿 お先に でしたっけ」伶美


「それは一切言わなくて良くて 姉さん 有難うございます だけでいい」修造


「え、そうなんですか 明様のとこだと 姉妹激突の口上が必要と」伶美


「あそこは 姉がお局様だから 怜香は23 しかも結納完了 式待ちだろ

 ここは平和だ 明のいる方丈家の廻り そこら中にお局様が居て激突

 指輪を買いに行くのも お先に を言いに行くついでらしい」修造


「なんとか姉妹で小姑にならずに済みます お局様の小姑では貴也が気の毒

 明さんのトコで聞いた話では もう大変らしいです」伶美


貴也たかやくん まだ17だろ」加藤


「その油断がお局様へ 私にも19の1年間はありました とお局様」


「こっわい話ね 結納も済んで披露宴も予約して 招待客のすり合わせ中

 伶美は 披露宴はどうするの」


「一番格の高い披露宴は 金曜日の景子様の内祝い これに参席せよと

 お館様から直々にお達しがあった 後は立食パーティでいい」

席次とか考えるのが面倒で 立食で押し切ろうとする修造


「修造さん 奥社に頑張って入って行きましょう 私もお館様に付いていきます

 お二人は神様の通り道の鳥居の真ん中を通れとのお達しですし」加藤


「あれなぁ 一番結界がキツイんだよ 前に通った時はええだけ削られた

 今度は伶美を庇っての 鳥居の真ん中 ま この瑠璃で行けるだろ」


「修造 奥社の鳥居の真ん中を潜ったと それはトゥルーか」倉田


「親父とお館様の二人で くぐれるものならやってみろと 無茶振り

 くぐったら 25になった景子様のお世話係に 良縁は吹き飛んだ」


「いいじゃないの 26で19の嫁 良縁よ」怜香


「そうそう 伶美ちゃんとの出会いまでの試練と思えばいい

 俺もこれからが試練になる 26までの2年間でなんとか」加藤


「あぶないと ヤバイと 思ったら相談してくれ 明のトコに一緒に行こう」


「岩山家では 力なのないヘボ 焦ってますので金曜日に明様のトコへ

 1つ年上は姉さん女房で良いと聞いてます」加藤


「加藤 戻ってこい」お館様の声


「お館様に任して 自分のやることをやろう」と散会していく


km/6分で刻み 方丈邸に付く 明と計二 とタクシーのさよの


「お義姉さん SECは?」


「今日ね 朝から 金光の団体のお客さんが続いてね

 姉より先の妹さんの寿 おめでとう御座います を喰らいまくって

 挙句の歩美の お先に まぁズタボロなのよ

 店閉めて 運転も危ないからタクシーで帰ってきたわ」


玄関に向かうさよのを見送る 明と計二

「どう思う もう何発かのネタはあるけど」明


「放置で 勝手に凹んでいきます」計二


「片瀬に最高のステージは用意したい 放置が最良?」明


「そう思います おそらく今晩あたりは家電にも連絡が入る

 装甲はもげまくりで 既にない所で 我々以外からの砲撃 見守る」計二


「計二の見解は 今の所外していないから従うわ 瀬山はどうしよう」


「放置一択 昨日も焼肉とGS裏のBar ツケは払え」激怒の計二


それは計二が 正しいと思うが 中学の同級生 なんとかと思うが

焼肉を処理理てくれるなら 瀬山の思う通りに と自分を中心の考える 明


まったね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ