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第四十一夜 さらっと刺しながら躱す琴美

長谷 自分本位で焼肉を 比丘に押し付ける


「いや 宗派が違うから嫌だ」比丘


「宗派って?」香織


「おっぱいは良乳派 焼肉は貧乳 貧乳京都に対応を検討して貰っている

 長谷も良乳派だし 流派が違うよな」


「揺れないと 歩美さんが東海選手権を目指したら消える」長谷


「二人共 正直者で なんとかなりそうなの」母


「うん 貧乳京都に頼んだから あいつら貧乳京都を自称できる肚」比丘

「なかなか貧乳の貴女が好きです は言えませんから」長谷兄


「あら 私は自称ブサイク7割愛嬌3割が好きですといったわよ」香織


「香織 何回か目だけど 香織を嫁にする場合の条件を並べてみなさい」母

「はい・・・ 最高の婿殿です」母のカウンターを喰らう香織


「比丘さんのは、お局様耐性&お局様沼だから仕方がない」他人事な長谷

「でも昨日のお昼とか 長谷さんも同じ枠で沼ってますよ」琴美

「そうそう お昼のメンツ聞いて 俺なら行けないもん」長谷兄


「いいじゃん 年上美人だし エクササイズを窓から見て自慢する

 とかの能書言ってたから 乳付けて揺らしてもらえば」比丘


「揺れると言えば 課長 奥さんにもう少し貧乳にって言ってるとか」琴美


「それ 奥さんがさよのさん並みの爆乳 垂れてきての言い草

 基準点が爆乳だから 貧乳の女性から大顰蹙買ってるよ」長谷兄


「あとで 報告しておきます」と琴美ちゃんが言ってると


「今聞いたから」総務課長と遠山さんが 琴美の後ろに居た


「その噂は否定しておいて欲しい 爆乳好きは垂れても爆乳一本

 小さくなんて考えられないから」課長


「それはそれで 反感を買うと思います」良乳の琴美


「そんなの人の主義主張 他人にどうこう言われる筋合いはない

 悔しかったら爆乳になって誘惑してみろ これで黙らせてきた」


「揺れない乳とか頭は大丈夫か? と黙らされました

 悔しかったのですが パンチに続いて長谷くんは逃がすし

 琴美の兄達も 課長は正しかった と今朝 頭を下げました」遠山さん


「流石 35で最速の課長に昇格して5年目!!」琴美


「あのな 総務 男が18にいるが15人は警備で席に居ない

 あの部屋に18人の女性が普段居る 肚決めないとグダグダに成る

 有山の総務やウチの経理の課長が1年で変わっていく理由知ってるか?」課長


「1年で胃に穴が空いて 労災認定で療養らしい」長谷兄


「5年耐れた部長の声が掛かってる課長 亜美先輩もお願いします」琴美


「県内4店舗をまとめた県の総務部長の打診はあるが どう考えても地雷

 亜美くんは無理 遠山くんを連れて逃げてきた 瀬山くん二股だったんだろ

 こんなのが(他|多)店舗でやられて処理とか 俺も胃に穴が開く」課長


「課長 有山店の佐山22さん」ボソッと琴美


「有山店!!? 課長が倒れて 33の係長を無理くり課長代理に昇格させてる

 俺に部長の打診ある理由だ 俺が部長だと中山係長が32で課長代理で

 そんな修羅場の仲裁は気の毒すぎる けど 俺も関わりたくないから黙る」 


「焼肉の20(はたち)は口説いただけですが もう一人 あきこ が居ます」香織


「瀬山三太郎 三人パラレルか まぁイケメンで背が高い 競争率は高い

 鞍上店に移動して欲しいけど テナントだし向こうの店から苦情が来る」


「課長 うちの店だと亜美先輩だけ 課長がしれっと

 亜美くん 瀬山くんと寿予定だって? 仲人は決まったの 俺がやろうか

 瀬山さん課長と同じスノボ同好会の後輩ですし 瀬山さんには蹴り入れて

 二人を無理くり寿に追い込むとか ウチは平和になります」亜美


「断る 瀬山くんが浮気をするたびに仲人で出張って仲裁とか 胃に穴が開く

 大体に置いて 挨拶に行くって言ったら 二人も発覚だろ」


携帯電話に着信

「あきらくん お客さんが来ていてお昼はパスね」とお義姉さん

電話が切れると11時20分


「さよの 此のメンバーだと説教を喰らうと読んで回避なのかも

 そちらの課長さんも お昼をご一緒に如何ですか」母


「計一も計二も行ってきな」これ以上店先での会話は嫌な長谷父


「飲食店街のオリーブオイルへ 良い店との情報を得た食べに行く」比丘


「あの腕をして良いと聞けば 食べに行く 流石は比丘明」母


「オリーブオイル 美味しいし味も均一 店長の奥山くんも真面目

 ただ、女性の好みが解らない 何回か紹介したけど続かない」課長


「課長それって 売り飛ばし」琴美


「そんなの女性同士のいざこざ 奥山くんに紹介して寿退社を狙うわ

 なるべく爆乳系を勧めてきたのだけど、俺とは趣味が違うらしい

 今日は、遠山さんを売り飛ばしに行くか 琴美の希望も叶う」課長


「課長さん 琴美さんの望みとは」母


「大先輩の寿 望み祝うのが後輩の努め」さらっと刺しながら躱す琴美


「なんでその店長は続かないの?」比丘 人物調査モードで尋ねる


「奥山くんな魚釣りでココでダメなら次へダメなら次で歩き廻るんだよ

 女の娘も後ろで見てるだけでも 歩くから体力が必要と零された

 でも釣れた一本は持って帰って 捌いて料理は美味しいって」課長


「そうなんだ」


「あと カロリー計算がキツイって 食べる前に歩いてると美味しく

 車で待って寝てると 出てこないらしい まぁなぁ色々あるわ」


「よし お店に行って食べよう」比丘 皆で店に向かう


ど平日で11時半 10人がけテーブルにすぐ座れた ファミリー向けの店だ


母・比丘・香織・長谷 

遠山さん・歩美・課長・長谷兄


長谷と遠山さんは長谷兄が離して座らせてくれた

いろいろを頼んで 皆でシュアして食べる案が採用され色々を注文


「出来た順に配膳でいいよ 皆で食べるから 取皿沢山」課長


「判りました」とウエイトレスさん


順に出てきて 取皿に取り分けて 皆で美味しく頂く


「うん 此の値段でなら◎だな どれも美味しい」比丘


「比丘明の◎」母


「ここのテナントで 此の値段で 腕はある 二人で廻してバラつかない

 この先は値段が跳ね上がるよ そういう世界もやらせてみたいけど

 ここのお客さんの為に このバランスで頑張ってるから見守る」比丘


まったね

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