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第二十九夜 女性同士の先輩後輩

酒田さんから話を聞く三人

樫村家は松平でも南の方で甲田に領地というか広大な土地持ち

その土地を大企業に貸し出していて安定収入

樫村の本家が樫村産業 分家の四家で興行・物産・運輸・化学

樫村産業が4つの企業の40%を株を握る


「ここまでは いいですか」酒田さん


「俺 そんな総帥は20年は下積みしてもどうかな ですが」長谷


「うん その感覚がいいわ その辺は番頭と一緒に育てばいい

 番頭候補は酒田さんやウチでも用意するから心配要らない」順子さん


「はい? ウチでも?」


「蒲山で事業をしている谷上家へ嫁入りした 分家筆頭の運輸の娘

 本家の婿殿が困るならウチの旦那も助けに行くから

 さよののカン 爆笑で10年は使えるし 夢が詰まってるとも言って貰えた

 御礼はしないとね しかし さよののカン」笑いがこみ上げてる順子さん


「親戚関係ですが 比丘様と谷上の奥様の裏書き 岩山家も使いを出して頂ける

 影口も叩け無いと思いますので 食事にでも行きませんか」酒田さん


ん?と思う順子 そこで顔に出すほどヌケサクではないので

「向かい側に地場資本の飲食が何件もあるから 散歩がてら行きますか」


「私は店番が」までで 「どうせ予約客しか来ない店 〆て行くわよ」順子


女性同士の先輩後輩 男より厳しい世界だと思いながら

「酒田さん 女性の先輩後輩ってキッツいですね」と振ってみても

「難しい力関係で 順子さんは奥様 さよのさんはお局様 この辺も」

「琴美ちゃんを呼ぼう」と

内線で総務に電話してさよのさんに呼び出しを任せる知恵の付いた長谷


総務の課長もあの仲間の認識で「またか 加納さん さよのさんがお呼びだ」

「遠山さんも 加納さんの監視で行ってきて」纏めて送り出すとの業にでる


「なにか 遠山先輩と私が一纏めになってませんか」琴美

「そうよ あなたもお局様の仲間よ 加納さん」引きずり込みたい遠山

「そんな 遠山さんと仲間なんて 良縁が遠のいてしまう」ぶち込む琴美

「もう 遅いから 仲間」エロBBAすら失格とか 投げやり

「仕方なし 23まで比丘料理教室 その後に見合い」切り替えれる琴美21

「そういえば 琴美ちゃん ご兄弟とかは」

「兄が三人29 26 24 一人引き受けて貰えませんか 邪魔くさくて」

「こ こ 琴美ちゃん 焼肉へ例の20も誘って6人で」遠山希望を見つける

「さよのさん達には内緒ね 焼肉はうちで持つから ね ね ね」

「お金は2万USDを頂いてますので あの娘を誘うなら使えますから」


そんな話をして さよのさんの店へ 店の前で待つ四人と合流して

道路を挟んだ 飲食店街へ 中華のお店で楽しい会話スタート


「遠山先輩と仲間扱い」との愚痴から始まり

「まだ21ですよ」と訴ったえる琴美なのだが

「私もそう思ってた1年間はありました」お局様の二人が答え蹴散らす


琴美が凹む隙きすら与えず

「私その時期はお腹に子供が居たわよ 大学3年生で学生結婚

 卒業式はおっきなお腹のマタニティドレス 謝恩会は分娩室に居たわ」順子


「はい?」と長谷と琴美


「そこから 1年おきに二人産んで 一姫二太郎三太郎 どう此のボディ」


「三人産んで そのボンキュボンでCFRPが不要 夢が詰まってる」長谷


「コツはね 歩くの 走ってはダメおっぱいを支える筋肉が切れるの

 水中歩行とかが一番よ 水着の下にさよの特製のブラは付けるけどね」


見廻す長谷 そのアドバイス誰宛? 遠山さんには不要 さよのさんは手遅れ

「琴美ちゃんよく聞いておいてね」と琴美に振っていく 呼んでおいてよかった


「今は、美味しい中華を一杯食べて 長谷くん曰くの男ボンズの夢を胸一杯にね

 長谷くん 岩山家の使いが来るお見合い 大物ね」ふっていく順子


「表の仲人はウチの父母 裏の仲人がパンチの比丘明 篠田の板場フリーパス」


「そっか OG会で盛り上がってるパンチのアキラ の後輩ね カンも納得するわ

 どこの女が捕まえたのかまでは聞いてないけど 表舞台に出てきたわね

 長谷くん 相手の女の素性とか聞いてる?」


どうしようない と 諦めて

「さよのさんが 姉より先の妹の寿 おめでとう を言った女性です」


「え! そうなの香織さんなの そっかぁ良かったわぁ 心配してたの

 姉がさよの 此の一点で猛烈なアゲンスト 苦労してるから報われたわね」


ここでもか と諦めるさよの


話を変えたい長谷 博打に打って出る

「順子さんは歩美さんとも面識があるかと 歩美さんに順子さんを目指せと

 説教を入れて貰えませんか 俺からでは脇見 遠山さんを目指されると」


「私からも」酒田さん 援軍が来た長谷


「いいわよ 本家の婿殿の頼み 私の乳をペシッとした婿殿の頼みとね」


「それでお願いします 男ボンズの夢が詰まったペシッとでしたから

 あとエステとやらに行ってるらしいのですが どんなもんですか」


ほう、正面で受けて流すか いい肚の婿殿 実家にアラートを鳴らさないと

下手にちょっかいを掛けると 今は受けて流してくれるがその内に蹴散らされる


「エステは何処へ?」


酒田さんが答えて そろそろの時間なので 食べ終わってるし戻りますか

となり散解していく6人 酒田さんの車に乗る順子さん 仕事に戻る四人


エステに向かうクラウン ナビシートに陣取る順子さん

「酒田さん 本家の婿殿いいじゃない あの肚 いいわぁ」順子さん


「これも一会に さよの様のお店のお客でいられての、ご縁で」と騙る酒田さん


「へぇ パンチのアキラは大物過ぎる 歩美では扱えない 潰れてしまうわよ

 パンチのアキラの後輩くん パンチのアキラの後ろ盾 いい距離感でいい

 分家筋にはウチの実家経由でアラート鳴らしておくわ

 いい肚をした婿殿 ちょっかいをだしてもいいけど と意味深にね」


「順子さんの実家側からそれを鳴らして頂ければ良いです

 樫村本家は、 岩山家の使いが立会う見合いの設定をした方丈家

 その方丈家が推すお相手ではご不満がおありですか? です」


「パンチのアキラは表に出さない 懸命かもしれない 理解った」


エステに到着し 二人をピックアップ Rrシートに順子さんと歩美さん

移動開始後に 滾々と説教をされる歩美さん エステも継続と約束させられる

ナビシートで笑いをコラえてる運輸の若奥様 順子の兄嫁 お義姉さん 

「順子さん その辺で 私が吹き出す前にヤメてあげて下さい」吹き出す笑い

「いきなり車にいて 説教開始 まぁ解りますがなぜですか」


まったね

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