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第二十八夜 順子さんには男ボンズの夢が詰まってる

ボンクラは回避できたが 凹んだので 応接の和室で膝枕で癒やして貰う

予定だったのだが


「明がね ホントに抜群のお局様耐性で助かったわ

 小姑が 姉よ 姉 姉のさよの お局様のさよのなのは事実

 また土曜日から集まってきてるのが 琴美21ちゃん以外お局様ばかり

 長谷くんも急速にお局様耐性をあげたのは明に・・」


香織に御礼を言われてるのか なんなのか理解らなくて寝てしまう


見てる爺婆父と倉田さん さよのさんは予約があると店に行った


「婿殿は肚が座っておるのかボンクラなのか

 お見えになった岩山家の筆頭番頭の倉田さんを放置で寝てしまう」婆


「今現在で明様に訊けば ボンクラでいいとの回答ですよ

 ちょっと応接のソファーをお借りしたい 一人で考えたく」倉田


「アイスコーヒーがありますのでどうぞ」と持ってくる母


応接のフォファーに座りアイスコーヒーを見つめる倉田

岩山家の娘に何代かおきに現れる血 景子様は特に強いと言われている

ご当主でさえ気圧され 叱れない 渡ると更にで近づけないほど

それを叱り飛ばし説教を入れ宥め透かして送ってくる明様

お昼で来てくれて 景子様の膝で寝ると景子様が大人しくなる


今日も景子様の興味を少しづつズラシて食事に向かわせた

血の力を受け流すことが出来るから出来る技だな

長谷様は全く感じないと それはそれで貴重とも

運転手の加藤は感じるのが極わずかだから運転手が出来るのか

言われてみれば 気圧されていての運転では危ない

岩山の一族では運転手しか出来ないと言われているが貴重な存在だな


座敷童と言われていたが 他家の憶測ではなく 膝で寝た男の言

強化版座敷童らしいが 強化前の3年前までも扱いに困った景子様

ふぅ〜 混乱する 少し居眠りだ 今の状態での運転は事故の元


同時刻 デカイスーパー 長谷時計店

「時計の代金をお支払いに来ました」酒田さん


「あれ?歩美さんは?」長谷


「途中にあるエステとやらに 放り込んできました

 放っておくとエクササイズばかり 何か、お見合い前にした事は?

 と樫村の分家の女性達に訊きましたら エステには行ってるの?との返事

 この酒田では意味不明な言葉 教えてくれた分家の奥さんに頼んで

 予約から付添までして貰い エステとやらに」


「おっさんと男ボンズはパスで 精算を先にしましょう」


サブマリーの伝票を出す長谷 セイコーの分もと酒田さん

「それを勝手にやると さよのさんに叱られるから 困るのですが

 さよのさんも何か祝い事があれば通せますけど 姉より先のですし

 しかも歩美さんも さよのさんの後輩 先輩、お先に ですよ」


後先・立ち位置・商売を理解していると判断する酒田さん

ただ単にお局様に逆らうと酷い目に合うからだけな長谷

それでも、精算が修了し伝票は処理されていく


サブマリナーのベルトの調整をして嵌めてみて再調整をして

「うん」と納得して箱に仕舞い 紙の手提げ袋に入れてお渡しする

受け取る酒田さん なかなか店を出ていかないので


「どうしました?」長谷

「何時お迎えに行けば良いのかが不明で 携帯電話に連絡待ちです」


考える長谷 

歩美さんの事は二人でゆっくりでいいけど樫村家については知っておきたい

酒田さんに事情聴取だけどまだ決定前 カマされがあると困る

第三者証言で瀬山さんも歩美さんも沈んだ


「酒田さん 場所を代えて樫村家の事を教えてくれませんか」


「いいですよ 婿殿には包み隠さず」


さよのさんの店に行く長谷 覗いてみるとさよのさんと目が合ってしまう

「どうしたの このお客さんは私の高校の先輩だからいいわよ」

「どうぞ」とグラマラスなお客さん


肚を決めて入っていく長谷

「さよのさん 明後日見合いなのに樫村家について何も知らない

 情報収集を今更やるのですが 立ち会って貰えませんか」


「見合い? 樫村家? 歩美と見合いするの?」お客さん


「そうなの 遠山と歩美で婿取り合戦 遠山はエロBBA失格で脱落

 歩美がエロBBAの称号は頂いたわ と この長谷くんと見合い設定」


「それホントに不思議でした 立ち位置に寄ってエロBBAが称号ですよ

 おかしくないですか 男ボンズには理解不能です」


爆笑するさよのさんと先輩

「遠山に比べればって 比べる相手がダメ過ぎる揺れない遠山 

 世間一般のモノサシでエロお姉さんだと歩美も失格よ

 私くらい ボンキュボン でないと」


確かにそうだが さよのさんの事例があるしと思う長谷


「あ、私 さよのの1個上で今年30 谷上順子 お見知りおきを」


「長谷計二23 明後日 歩美さんとのお見合いを成功させてお婿に」


「さよのは大きすぎるから 私くらいが丁度いいわよ」自慢する順子


「失礼します」と言って お腹を指で弾く長谷 ぺちっと柔らかい


「ちょっと」との声を無視してさよのに向かい

スイカを下から指で弾く カン 続いて お腹を指で弾く カン


順子さんが寄ってきで「ここも」と乳を弾かせる ぷにん


「よかった 順子さんには男ボンズの夢が詰まってる

 さよのさんはカンですよカン CFRPも男ボンズの夢ですがコレは違う」


順子さん爆笑 凹むさよの 肚が座ったと自分で思う長谷


「ここでコレだけ出来れば 樫村の父母どころか爺婆も蹴散らせれる肚

 歩美もいい婿を 樫村の話を訊きたかったのだっけ」順子さん


「そうそう 酒田さん あれ?」とみるとドアの外で見てる 不審者候

連れてくる長谷 紹介する前に

「谷上の奥様 お久しぶりです」酒田さん


「そっか 酒田さんが居て当然で 酒田さん話の裏取りをさよのになのね

 なっかなか 若いのに出来る婿殿で 樫村も安泰ね」順子さん


うん 比丘さんのトレースで上手く行く 流石 お局様特化型 真似しよう

此の時長谷はまだ気が付かないが長谷もお局様に特化する泥沼にハマっていた


まったね

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