第百三十八夜 慌てずに 今日は先代の挨拶のみで
浦上の谷上家の思惑うずまきまくりに巻き込まれた淑椙の二人
肚を据えて頑張れば嫁入りの口も その後の支援もとあると
着替えなどを持って 居候二人部屋にはいる決意をしていく
「もう1人 仕事は公務員で続けておりますがヤバイ25がおります
谷上家なりで売り飛ばすご協力をお願い出来ませんか」桑畑
「一度 お会いしてから」姑の千恵子
「それでは、土曜日中に「肚を決めて、お願いをする」と連絡を入れます
それまで、肚を決める時間を頂きたく」と先代の二人に挨拶をして
帰ろうとするが当代の二人も呑んでるし、さよのも呑んでる
「儂が運転して送っていくわな」と 車のキーを持って先導する先代
車庫に行くと運転手の佐藤さんが
「健一郎様は、助手席に座って頂き彼女らと話を 私が運転致します」
「儂はまだ運転に心配はないぞ」先代
「お一人なら 若いお女子を二人 話に夢中になり危ない」事実しか言わない
「嫁入りの口が見えての事故の怪我は嫌なので」桑畑 前に出る
「そちらのお局様のおっしゃる通りです この佐藤に運転はお任せを」
「お局様ね 流石 谷上家で運転を任される運転手さん 事実しか言わない」渡瀬
「自分のお局様を認めて来るかの ここで儂がゴネたら谷上の恥になる
浦上の駅まで頼む」
「はい? 健一郎様 何を言ってるのですか このお局1年生の二人の家まで送り
健一郎様が 谷上を代表して挨拶をしに行くんですよ そノ上で月曜日のお迎え
その時間調整をしに行くのですよ」運転手の佐藤
「今日の今日でか 先様の都合も伺っておらん」
「このクラウン 自動車電話がついとります 移動中にお話をされる
20《ハタチ》の娘なら書状を持たして送って行くだけでいいのですが
26ですよ 樫村の酒田の心労 いま緊張が抜けて湯治に行っております」
「それは・・」26コンビ
「お乗りになって 移動中にお話致します 健一郎様も乗って乗って」
四人で乗って出発していくクラウン 見送る谷上の母と息子
「佐藤さんがなぁ 給料倍にするから内勤で俺の補佐 ケリを喰らって
偶に社長室にタバコを吸いに来て ダメ出しのお説ご最もの説教」
「佐藤さんも34が目の前 あの二人のどちらかが行ってくれれば」千恵子
「佐藤さんの強さが理解ると行ってくれるけど、凄みを理解するとな
嫁に肚が要るけど あの議事録での動き 行ってくれるなら全力で応援はする」
「最速でも、子供がハタチで55で定年なのよね 底を呑み込んで行ってくれれば
谷上の一族としても 全力の後援をするわよ」
クラウンの中で 酒田さんの心労の元 お局様への足音とお局様の足音の件を
カクカクシカジカと説明していく佐藤さん 情報収集と処理能力を披露していく
「どちらかの方からお家に電話して 健一郎様にトスを」
「ここからだと ウチが先になる 電話します」渡瀬 電話が繋がり
「詳細は谷上の先代の挨拶の後で ゆっくり話すから 私も消化する時間が欲しい」
そのまま 先代に受話器をトスする渡瀬 受取り
「お嬢さんを 浦上の谷上家から嫁に出したい」ズバッと行く先代
「今日はご挨拶だけでも筋を通さないと 馳せ参じますので玄関での挨拶のみで」
続いて桑畑も家に電話して渡瀬のトレースで話をして 先代にトス
先代も 渡瀬家と同じトレースをして 一段落してもうすぐ渡瀬家に到着で
喫茶店にクラウンを放り込む佐藤さん
店に入り、珈琲ケーキセット4つ頼んで
「流石に 酒の匂いはしませんが一応 珈琲とケーキで一服」
切子のぐい呑み 結構呑んでる 水を2杯頂いてトイレに向かう二人
二人が戻ってくると
「谷上から嫁にだすとか、また思い切ったことを やれますか」
「大丈夫 嫁はやる気満タン さよのさんでスカを喰らって満タンのママ
どこかで消費させないと 岩山の長兄の婆様が」までで止められる健一郎
「お二人には 申し訳得ないけど 極秘事項なので」佐藤
「それは純金界隈の後家の嫁入りの話ですか」大田の後嫁を意識して話す渡瀬
「それもあるけどね みな幸せになって欲しい」
「他にもネタはあると 出掛けにボソっと佐藤さんの嫁が とお姑さん
今までの男とは別次元の肚と状況分析の出来る漢」渡瀬
「それならパンチのアキラも居たしNR250の勝者も居たけど」佐藤34
「出遅れまして いま眼の前に居て センサーが反応しまくりな34の漢
年の差はありますが 推してくれる谷上の先代も要る ここで行かなくては」
「ここで 休憩を入れずに 直行が良かったかな」
「同じです 渡瀬の実家でorこの喫茶店で の違いでしか無い
こんな漢が余っているとは やられたわ」桑畑
「でもないよ 俺は巨乳派で辛い思いをしてきたから」佐藤
「小学性から牛乳とミロ 重いのを耐えてきて 此処一番での逆転劇
F+のなんとか巨乳の枠 渡瀬 悪いな 私が嫁にいく」桑畑
「チッ ここでも乳のデカさで そこを除くと横一線 仕方なし」渡瀬
「考える時間は 渡瀬のお嬢さんの後まであると
佐藤は内勤に変更を受け入れて 嫁子を養う覚悟はあるのか」先代
「1人なら、このままのお気軽浮いたか瓢箪で良いのですけどね
嫁子をとなると責任が出てくる それで内勤では情報の分析に偏向が出る
会長室と社長室へのお邪魔を1回/週で手を打って貰えませんか」
「自己分析も交渉も漢 先代、それでお願いします」桑畑
「慌てずに 今日は先代の挨拶のみで 月曜日からのお姑さんの修練
そノ上で、としましょう 先代いいですよね」
お局様一年生の二人を送り 挨拶をして戻る 谷上の先代と懐刀
まったね
最速でも、子供がハタチで55で定年なのよね
この時代 定年は55 年金も55からの設定です