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第十二夜 運ですよ いい悪いは人の判断 運にいいも悪いもないですよ

「ご飯が出来ましたよ リビングへどうぞ」と竹田のおばちゃん

「まぁねえ 姉が婿を取ったら 妹は条件が悪くても嫁へ ですから

 比丘くんのは甘々ですが 此の場で言えるのは倉田が惚れた男ね」


「はい?」と皆


「送ってくる比丘くん 景子様を狙撃しまくりでも面倒を見てくれる

 岩山の家では 給料どころか支給を提案してでもと なっていたのを

 倉田の進言で 給料は全部小遣いでいい が出てそれを蹴られた

 岩山の家ではもっと払えば となっていましたけど絶対に蹴られる

 倉田もうちの旦那も同じ意見でね そう言う男ではないとね

 でしょ 比丘くん」


「じゃかなったら 婿入り先の金に興味ない とは言えませんよ

 やっぱ景子さんの 渡り続けるがね 家に帰ったら渡った嫁とか

 最低ではないですか でも俺のご辞退で断酒&料理で前へ

 美味しいとこは 景子さんの婿殿に進呈します」


「潔いわ 倉田もうちの旦那も惚れた 是非にでも景子様の婿に

 見事に蹴られて その後は行方不明に 探したのよ比丘くん」


ピンポーン と呼び鈴がなる


「お義姉さん 此の来客はご飯を食べながらの対応で 嫌なら帰れと」


「任せて」


入ってくる 夫婦らしく組み合わせ

「さよのさん 高校以来で お久しぶりで」と女性


「それは後で まずは一緒にご飯を それが第一命題ですよ」と男性


「そうそう 一緒におみやの残り物を食べてくれる仲間 大事な人」


黙る竹田のおばちゃん


遠山さんは食べてないが 皆で食べるとおみやが速攻で頂かれる


「一安心 勿体ないお化けは出ることはなくなった」


「比丘 いいけど俺は足りない お前も足りてないだろ」と瀬山


「ナイスアシスト 目での救援を理解してくれるのは中学の同級生だな

 請求書は竹田のおばちゃんで 向の寿司屋で大将の好き勝手を頼もう」


「儂かい 向かいの寿司屋 行ってくる 数もなにも儂任せで」とおばちゃん


「岩山家の関係者は外した どうぞ」と比丘


「私の弟が岩山家の婿に入る ウチの夫婦はモロの関係者だけど

 昼前から純金界隈 大騒動 景子さんを袖にした男の消息が出てきた

 うちの嫁も純金 会合に呼ばれて行きっぱなし ウチは両方で大変」


「それは 俺に苦情が出ていると」


「全然違います 出し抜かれたばかり 歩美さんがお昼に滑り込んで蹴られた

 俺的には爆笑案件なのですが 口外できない」 


「私から俺に変えた その様に 皆もいいね 後は?」


「貴方の顔を今日見れて 一緒におみやの残り飯を食ってビールを呑んだ

 俺は大満足 嫁の沙也加はさよのさんと高校の同級 昔話がしたいと」


「では瀬山 俺のお義姉さんとそちらのご婦人をGS裏のBarへ案内してくれ

 総ての物語の始まりの店 始まってからまだ24時間がすぎていない

 フレッシュなうちに ご案内をしてくれ 車はきっとショーファードリブン

 飲酒も家までの送りも 明日のピックアップまで心配はいらない 頼んだ

 ただ あの店の俺のレコードへの挑戦だけはヤメさせてな」


「沙也加 妹の婿のお勧めだ行くよ 瀬山たのんだ」


「これはこれは 楽しみな事に 瀬山さんも呑んで頂けると」


「はい さよのさんと同級の奥様のお誘い 逆らえません 頂きます」


「瀬山 それは奥様に失礼 奥様だからお局様ではないぞ」


「比丘 おっ前 俺は お局様なんて一言も言ってないのに」


「いま言われましたよね」奥様


瀬山 床に正座した


「そんな後輩を正座させる お局様だよ 結婚してもお局様では困る

 だから景子さんには必死で軌道修正をした 追いつかなくご辞退

 奥様 瀬山を立たせて案内させて呑ませて食わして下さい」


「沙也加 瀬山の案内で すぐ行ったほうが傷が浅い」

「さよの解った この瀬山くんの案内でBarへ」

高校の同級らしい会話をして 三人で出ていく お局様と後輩と奥様


下を向いて笑いをコラえてるご主人

「車に乗って 行かれましたよ」で 爆笑しはじめる


「うちの純金の嫁をあっさり 流石 純金お局様会で行方を探される方だ」


「ホントはね 10代から20代前半に探してほしかったけど 香織が23

 要件定義すればドンズバリで不満は一切ないどころか 縁と運があった

 いい所へ婿に行ける」


「縁と運を持っていたのが 香織さんと」


「です 自分の縁と運 姉がお局様との運が巡り合わせてくれました

 気の毒でしょ 生まれたときから さよのさんの妹」


「姉がお局様で 不運ではないと」


「運ですよ いい悪いは人の判断 運にいいも悪いもないですよ」


「それは」と詰まるご主人


「景子さんは、さんざんな説教でも理解してくれない

 俺がいま 景子さんと呑んで送るのも縁と運 いいも悪いもない

 寮名主が呼んでくれて 検問もなく 迎えにこれて 送っていける

 総て縁と運 毎回 渡ってグダった景子さんにも説教いれました」


「その肚 総てはいいも悪いも縁と運と言い切る肚 スカウトに行かせます」


「縁と運があれば 巡り会えますよ 今も会ってる」


「此の男に惚れて惚れた倉田とうちの旦那 どうしても景子様の婿にだった

 此の男を見た上で 雅人さんを景子様の婿と認めた倉田 同意した旦那

 貴方の弟さんも 此の男と並べれる 肚を持ったいい男ですよ」

寿司屋から帰ってきていた竹田のおばちゃん


まったね

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