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第百二十二夜 この件漏れていないはず でもその口上はあってる

県警 高機の隊長さんとの通話は修了した香織

「さて、ひとまず予定は出来ました 応接へ」


応接に行く途中で母が待っている

四人で応接に入る


「ちょっと聞こえたけど 婿殿には肚だけの裸一貫がいいわよ

 ウチとか樫村とか 裸一貫だけどその裸一貫が まぁ大変で」母


「ファンファーレでゴッドファーザーを奏でて岩山家の正門を開けさせたパンチ

 それほどの殿方はこっちが持たない ご辞退です」石川


「そんな宝くじより 肚の座った実直な殿方」河北


「そこは理解しているようで お家はどうなの?」母


「パンチのアキラが強烈すぎて この屋敷の玄関に岩山家のご当主

 うちでは倒れます」石川


「出してきたのが岩山流の名札とか ごめんなさいです」河北


「しっかりと情報は拾ってる 親御さんも理解してる それで いい?」母


「はい」と石川河北


「香織 推すわいいけど 裏書きは?」


「裏書き 他に女が居ないについては県警 高機の田原隊長にお願いしました

 肚については 方丈本家 次女 香織の裏書きです」


「まったぁ 大きな事を」母


「明の車ね メシマズに居た時に向こうで大改造して日本に逆輸入してるの

 日本車の軽の見た目候なのだけど 車検証では違うの

 メシマズのバックヤード製 使用者は明なのだけど所有者がメシマズ大使館

 車の裏書きの名前に Earlが付いてる のよね

 それを確認して 県警本部は見逃せと言ってきたけど

 反省の青キップは切ってくれた肚のPCの二人 認めて説教の白バイ二人」


「国際問題一歩手前」河北


「肚はあるでしょ」香織


首がもげるほど頷く二人


「あとは 殿方に選ばれるだけ」河北


「選ばれずでお局様に なんとか」石川


「受け入れること 許すこと 寛容なこと よね

 その分キツイこともあるわよ

 流されて度胸一発で 神様山盛りので規制線が注連縄な

 岩山神宮奥社の枚座の奥の祠の戸を開けに行くとか 熟してるからね

 そこまでは・・・・・・ 無いとも言えない 明と一緒になってから

 縁と運 炸裂し通しだし 先輩頑張って」


「そう言うときは どうすれば?」河北


「婿殿を信じて、お任せして憑いていく これね」香織


「まずは 予選会を私らが通る 高機の三名のお眼鏡に叶う

 私らが純金とか家格がとかは 総て一回捨てる」石川


「そうね 予選会 お局様の私らがが選べる立場ではないわね

 既に1名が22に拐われてる」危機感イッパイの河北


「殿方は胃袋を掴め なのだけど この所通用していないのよね

 香織は美味しくどうぞで 頑張りなさいね」母


「明とは差がありすぎるから 和恵さんは「嫌がらせ」と叫んだわよ

 それより 若菜のお姉さんが見合いでコケた理由は知って見えますか」


「聞けていない でも男性側には知られていて 見合いすら組めないと」河北


「こっちのOG会もだけど 男性側のOB会も結束が硬い」石川


「川島先輩 河原を明の補習で卒業 板場に入るための技術のみのまっさら

 美味しくどうぞがなくて 新人の板候な手作りお弁当を用意したいった

 これまた殿方が中途半端に出来て お店のお弁当との判定

 明曰く その状態ならお店のお弁当 手作りとかフカシはダメとお断りに」


「それって 胃袋を掴むためには」河北


「美味しくどうぞの心 だそうです」香織


「心って 技術の粋を極めた料理人のパンチのアキラが言ってるの」石川


「そうです 私も 美味しくどうぞで頑張れと

 今日が水曜日 日曜日が見合いの予選会 時間はないし明もいない

 ウチの板場をお貸しします お二人で美味しくどうぞな お昼を」


「頑張るしかないか 料理教室 どうあがいても店の品質までは行かない

 返って 美味しくどうぞ だけで行くしかないと肚を決めれる」河北


「それでも 練習は必要 うちらの家では板場はない

 香織さん 合宿をさせて 方丈家の三食を私らで」石川


「明が居れば なんだけど居ないから 先輩のお願い いいわよね」


「いいわよ お任せします」母


「では 明日の朝は カリカリベーコンとトースト&コーヒーで」香織


「晩御飯は足りないから お向かいのお寿司屋さんへ行って来なさい

 今朝 門のトコとで大将と目があったら ごぶさたですね よ」母


二人がひたすら頑張る11月の最終週の木金が過ぎていく


見てる香織 コーヒーのサーブは零さない程度 カチャは鳴る

料理も私よりヘボい 

普通はこんなものんよね 外れ値を見過ぎていたわよ と安心た土曜日


ピンポンの後「こんにちわぁ」と女性の声が聞こえる


迎えに出る母

「あら、琴美ちゃん どうしたの?」


琴美と聞こえて香織も玄関へ


「濃尾の方丈本家の次女 香織 が推す殿方を見に来ます

 との 挨拶を入れに来ました」


応接に居て聞こえていたお局様組 ライバル参入とか目眩がしてくる


「この件漏れていないはず でもその口上はあってる」香織


「香織さんが口上をカマしたのはポリバスでしたけど無線は繋がっていて

 淑のOGも通信司令室で聞きまして 見てこい との下知が下されました」


「そっか どこぞかのOGも居るわよね それで淑OG会が動いたと

 琴美ちゃん自身は 参戦するの?」香織


「私も参戦したかったのですが 止められてて」


「誰に?」


「浦上の谷上家預かりの身です なのでOG会が私指名でLRPで見てこいと

 ここで抜け駆けすると後が大変で 香織さんの従姉妹あたりでしれっと」


「それだと どうぞ としか言えないわね 従姉妹で」


「ふう 明さんから計二さんの本質とか飲食店長組 外れ値ばかり見てしまい

 私の基準もズレて異相で 零点補正をとも考えましたが まぁ次回に」


この娘 明達が外れ値と認識できてる と思う香織

「今回の殿方 普通の警察官よ 零点補正出来るはずよ」


「県警高機の時点で普通のではないですね 上澄みです

 ここまでは事前情報を提供します」


「上澄み? なにそれ?」


「説明位はOG会も許すでしょうから説明します

 白バイ乗り 下から 所轄 県警機捜 県警高機

 街で捕まってキップに書かれる所属が 〇〇署だと所轄

 白バイとの別れ際に 所轄かぁ と聞こえるように呟くと凹ませれます」


まったね

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