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特訓!魔法少年スウィーティー☆彡タルト その26

お疲れ様でございます


どうやら、体調が戻ってきた模様です

今日はこの後、ぼくコレの方も書こうと思います


私が何が怖いって、読者さんがどこかに行ってしまう事です

私、頑張りますよ?


それでは本日のキララ、どうぞ

常夜灯の下で、純平がそっとアキラの方を見る―――


サングラスを外した顔を、見てみたかったのだ



尋常ではない強さ―――


意外と面倒見が良く、優しい所―――


あと、85億も持ってる

スマホは持ってないけど



アキラの存在を話に聞いたのでは、信じていなかっただろう


こんな人がいるのか―――


結構、垂れ目だったんだ

ちょっとウケる



「眠れないのか?」


隣同士のお布団で、アキラにはしっかり気配を悟られていた


「…あ、はい。コーヒー飲んだせいですかね?寝ます」


寝たフリを始める純平だったが、やはりしっかり気配を悟られていた

寝息の具合で、分かってしまうのだ


数分ほどして、ぽつぽつとアキラが語り始めた



「…俺は頭が良く無かったからな。この体だけが、取り柄だ。気がついたら、軍人になっていた」


頭が良く無かった?


そこ、過去形おかしいですよ?

現在進行形です

頭が良く無い、って言うんです


寝たフリを続けている純平の心の声は、辛辣であった



「本当は、人殺しなんか冗談じゃないって思っている。でも、俺がやらなければ他の誰かが死んでいた。撃ち殺した悪党の子供が泣いているのを見た時、もう軍の仕事を続けるのが嫌になった」


話しながら目頭を押さえるアキラ


「…それでも、その後しばらくは続けるしか無かったけどな。もう、仲間を殺す悪党もいない。今はせいせいして暮らしている。純平、お前は俺の事が怖くないのか?」


「…そりゃ、最初見た時は怖いって思いましたよ。アキラさん位いかつい人って、見た事ないですし。でも、今は怖くないです」


どうやら、狸寝入りはバレていたらしい

観念して笑みを浮かべ、アキラへの返事を語り始める純平


「俺、誰かにこんなに優しくして貰った事って、あんまり記憶に無いです。アキラさん、優しい人じゃないですか。今は、怖いなんて思ってません」



今はもう、尊敬しています―――



そう言葉を紡ごうとして、純平は話すのを止めた

アキラが恥ずかしがると思ったのだ


純平が今、最も必要としているもの―――


戦う為の力を、この人は自分に与えてくれる

そればかりか、この男が隣に立って一緒に戦ってくれるのだ


戦友って言うのか

こういうものだったんだ


こんなに誰かを信頼したのは、初めてだ



「…そうか。もう時間も遅い、寝るぞ」


アキラは純平の反対側に寝返りを打ち、寝息を立て始めた


本来であれば、他人の前で眠るような男ではない

アキラもまた、純平の事を信頼しているのだ


そんなアキラを眺めながら、いつしか純平も眠りに落ちていった―――

さて、じゃあ今度はあっちも書いて来るとします


やっぱり連載増やさないで正解でした

熱が出ているのに連載を中断しないのって、正直キツいです


それでは、おやすみなさい

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