特訓!魔法少年スウィーティー☆彡タルト その8
お疲れ様でございます
なんか今日になって、アシダカ軍曹とかヤモリとか、部屋の中のお友達が増えました。やったね
いえ、あんまり嬉しくないんですけど
出てって下さいませんでしょうか
それでは本日のキララ、どうぞ
今の一射目で、純平に手加減する気が一切無い事は分かった
そうだ、それで良い―――
どちらも殺す気でなければ、殺し合いの訓練など出来ないのだ
純平が放った弾丸を躱しながら、アキラは闘気を練り始める
「コォオオオオオオオオオオ」
闘魂剣―――
アキラも同様に、手加減する気など一切無い
どうせ蘇生の杖で、元通りに癒せるのだ
だったら、全開だ―――
二射目の狙いを着けている純平が、発射するタイミングを待つ
アキラは弾丸ごと、純平を真っ二つにする気である
だが純平の王冠の力は、そうなる前にその未来を純平に伝えた
アレを振らせてからだ
ただ撃ったのでは、弾丸ごと真っ二つにされる
闘魂剣を振らせたうえで、それを避けながら弾丸を当てる策が要る
連射だ―――
まず二射目を放ち、すぐに避ける
闘魂剣が来る
避けた瞬間に、最速でアーマーピアシング弾を撃ち込む
剣を振り抜いた瞬間のアキラに、おそらく回避運動は出来ない
以前見た時は強い反動を抑える為、ブーツの力は踏ん張る事にしか使われていなかった
狙って当てられるとしたら、このタイミングしか無いだろう
柔道で父親から厳しくしごかれた純平は、相手が動けないタイミングを狙う事を叩き込まれている
相手が好きに動ける時に、技が決まる事など無いのだ
この経験は、純平のスナイパーとしての能力に大きく寄与した
グリが見込んだ通り、純平とは天性のスナイパーだったのだ
二射目を放つ―――
やはりアキラは、純平が撃ったと同時に闘魂剣を振ってきた
これを当たる寸前で、躱す
ここしかない―――
アーマーピアシング弾
三射目の本命を、放つ
狙うはアキラの胴の正中線、最も避けづらい位置である
これを放って勝利を確信した瞬間、純平の体は放った弾丸ごと真っ二つに引き裂かれた
秘剣、燕返し―――
己の隙など、アキラは先刻承知である
既にその対策は済んでいた
アキラの初太刀は、純平の少し右側を狙って放った
左に避けさせる為である
すぐさま振り上げた二太刀目は、純平が躱すであろうその先に向けて、既に放たれていたのだ
何が起きたのか、分からない―――
純平の体は、袈裟斬りに両断されていた
墜落していく中、意識が遠のいてゆく
二つになった純平の体をくっつけ、蘇生の杖をその体へとかざすアキラ
数秒も経つと純平は意識を取り戻し、アキラの顔を見上げた
ついでにスカートの中身も見えているが、今はあんまり気にならない
「一本目は俺だな。まだやるかい?」
ちょっと防災情報など
普通のお米を買い溜めしておられる方がいらっしゃるようですが、それ間違いです
まず、お米を研ぐ水が、手に入りません
貴重な水を、無駄遣いする羽目になります
ぬか臭いご飯で良ければ問題ないのですが
正解は、無洗米であり、備蓄しておくならそれです
飯盒や固形燃料、アルミ板の五徳なんかもアマゾンでポチッおきましょう
鍵をかけられる収納ボックスを駐車場にでも置いて、その中に入れておけばもう安心です
鍵は財布の中か、地震の際に持ち出す袋の中に入れておけば問題ないでしょう
これを読んだのに備えていないアナタ、知りませんよ?
他人事ではないのです
あと、枕元にも懐中電灯を
それで命が助かります
脅かしたようで、すみません
無事でいて欲しいものですから
それでは、おやすみなさい




