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閑話休題2!魔法中女プリティー☆彡キララ その7

お疲れ様でございます


まったくね

ちょっと詐欺野郎に絡まれて、更新が遅れてしまいました


皆様もなんかコイツ怪しいな、と感じたら、まずは問い詰めてご確認下さい

お金を出してしまってからでは、遅いです


それでは本日のキララ、どうぞ

目が覚めたら、アキラがいなくなっていた―――


本日のキララは少々ガッカリしているが、それでも相変わらず仕事へと向かう

そう、中条寺キララとは社畜であり、私情の云々に関係無く、働くのだ


何故、今、働いているのか

そんな事は、考えない


仕事だから、やるのだ


統括部長がデューク東郷に依頼した件は、どうやら無事成功したらしい

電話で1分程度話をした統括部長は、胸を撫で下ろして、遠くを見始めた


デスクに向かって俯いて、ダンって叩いたりしてないから、多分成功だ


統括部長のデスクにそっとコーヒーを置き、キララは己のデスクへと戻る



メールチェックを始め、チクり情報を一件一件確認する


ああコイツ、ちょっと調子に乗り過ぎだわ―――


新入社員の女子を泣かせたのって、3件目じゃない

絶対、許さんです


リストを辿り、親のコネ等を確認する

地方公務員の息子である。雑魚だ


政治家や大企業の御曹司であれば、キララは知らなかったフリをする

波風を立てたく、ないのだ


自分が気に入るか否かは、問題ではない

物事が上手くいくか、行かないか

それだけの問題である


コイツは始末しとこう―――


左遷先のリストを開き、どこに飛ばしてやろうか、探し始める



宮古島―――


リゾート地だ。飛ばした先で喜ばれても、癪に障る


韓国、ソウル―――


よし、ここに決めた。現地人に、日本人だとバレて蹴り倒されてしまえば良い

ここなら随分と、肩身の狭い思いをして生きていく羽目になるだろう


カチャカチャとキーボードを叩き、そいつの異動先をソウルへと指定する


キララの勤務先では、異動を断った者は、その将来を断たれる

社命に従わない者だと、判断されてしまうのだ


従っても、地獄、逆らっても、地獄―――

つまり選択肢は、地獄オンリーなのである



「さて、他にクズとか…」


キララが次のメールを開いた時、バァーン、という衝撃音と共に、上半身裸の変態が窓にへばりついた


アキラである―――


可能であれば、キララが出勤する前にサングラスを受け取っておきたかった


だが、迷子になってしまったのだ―――


ウロウロした挙句、結局ステッキでグリと通信して、何とかキララの勤務先まで到着した



サングラスをくれ、あと喉が渇いた―――


身振り手振りで、それをキララに伝えようとするアキラ


いや、分かんねえよ?―――


ちゃんとしっかり見ていたキララだが、固まっている


親指を折って手の平を広げ、親指で会社の出入り口がある方を指す

そういえば、こんなサインを2人で決めておいた


ツカツカと歩いて、そちらに向かうキララ

エレベーターで1階に降り、外の空気を感じた頃には、そこに件の変態が待っていた


またネタ帖に書き溜めておかないと

今夜は、ちょっと頑張ります


それでは、おやすみなさい

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