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特訓!魔法中女プリティー☆彡キララ

お疲れ様でございます


今日、書いたのって何本目だっけ

算数も出来なくなった状態ですが、私は元気です


それでは本日のキララ、どうぞ

斯くして、ラヴリー☆彡タタラことタマル・ヴェザリアは、キララ達と邂逅する事と相成った


話を戻そう


ラヴリー☆彡タタラの力によって、爆発による衝撃から、純平宅の近隣を守ろうという流れだ


「で、タマルの力ってどうやって試すの?外には出るのよね?」


アキラの闘魂剣が軽いトラウマになっているキララに、最早この部屋でステッキの力を使わせるという選択肢は無い


「ン。外でやるに決まってるじゃないか。この部屋、吹き飛んでなくなるよ?」


グリの言葉から察するに、やっぱり外で正解らしい


「…じゃ、皆で外に行きましょ。なるべく遠くまで行きましょ」



スッと立ち上がり、呪文を唱えてキララが変身する―――



そして純平の方に背を向け、ブーツの履き具合を直すフリをして、前かがみになる


純平が一瞬、キララのスカートの中を凝視し、再び口を押えてバッと下を向く


あら、見えちゃった?

見せつけてんのよ


自分から手を出せばアウトだが、襲われてしまったという分には、セーフだ

私には、どうしようもなかったのだ


もちろん、アキラも美味しく頂く

ここはひとつ、食べ較べといこうじゃあないか


「この前の山の辺りでどうだ?あそこは大分広くなった。少々暴れても問題あるまい」


アキラも立ち上がり、部屋のカーテンを開ける

メンバーの方を振り返り、返答を促している


「決まりだね。じゃあ、みんなでいこう」


コクリと頷き、アキラがベランダへ出る

グリがそれに続く


タマルも立ち上がる

純平も立ち上がるが、少々前かがみだ


キララは純平に背を向け、悪だくみをしている時の顔をして笑っている


あら、ひょっとして、勃っちゃったの?

偶然、見えちゃったのね?


若いんだから、過ちを犯すなんて仕方のない事なのよ?


こっちから飛びかかったら、私が捕まるのよ

そっちから来い、我慢できねえ



アキラを先頭に、キララ、タマル、純平が、次々とベランダから飛び立つ


純平は、少し高度を上げて着いて来ている

見えてしまうからだ


グリはあんまり速く飛べない為、全員のスピードは控えめだ


飛びながら、キララがタマルに並ぶ


「そういえばあなたって、ステッキの力を使った事はあるの?」


「ないデス。部屋に出たゴキぶりとか叩いてまシタ」


…そういう使い方をして、良い物なんだろうか

いや、深く考えては、いけない


企業で数多の者を見てきたキララには、分かる

この手の予測不能な行動を始める者とは、ナチュラルに大概なにか、やらかすのだ


「…そう。まあ、アナタの好きに使えば良いと思うわ。うん」


そう伝えて、キララは少しタマルから距離を取り始めた

この時点で、この先多分、この子が何か非常識なマネをするという事を察したのだ


遠い目をしながら、思考を放棄し、キララは飛ぶ

うう…

何度追っ払っても、同じカナブンが部屋に入って来ます

君の事嫌いじゃないんだけど、毎回飲み物に飛び込むの、止めてくれない?


ベランダにカナブンごと流し、私はコップを洗います


それでは、おやすみなさい

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