閑話休題!花嫁を探せ!その4
お疲れ様でございます
なんか独身税とかいうふざけた税金が始まるらしいですね
こども家庭庁とかいう、何にもしないくせに予算ばっかり持っていく庁を潰してそれを財源に充てろって思います
ちゃんと選挙に行かないと、若い世代の意見は無視されます
これ以上増税させない為にも、行くだけ行っておきましょう
さておき、本日のキララ、どうぞ
「おはよう、みんな。夕べはちゃんと眠れたかい?朝食にしよう」
ニルスは皆が寝静まっている頃に帰って来て、先に起きていた
睡眠時間としては3時間程度である
「はい、あの…起きたら色々置いてあったのですが、これはニルス様が?」
「色々?いや知らない」
ニルスが三人と部屋を見に行ってみたところ、写真立てを見てティンと来たニルス
これは地上の写真だ…という事はアキラさんだ…
そうか、これは彼も三人を大事しているってだけではなく、俺に大事にしろってメッセージでもある…
ああそうか…俺、これから結婚してパパになるんだな…
言葉ではなく、心で理解しました、兄貴…
「うーん、誰だろうね?きっと君達を見守ってくれている誰かだよ。さあ、ゴハンにしよう」
みんなしてパン粥をすすっていると、最初に口を開いたのはピリムであった
「ニルス様、この朝食はニルス様がお作りになったのですか?」
「いや、寄宿舎の食堂で作ったものを持って来て貰った。私には料理は出来ないし、作っている時間も無いよ」
「ではお作りします」
「気持ちは嬉しいんだが、私は寝起きする時間も食べる時間もバラバラなんだ。朝から兵舎で食べながらミーティングしたり、1日食べなかったりする日もある。君達と毎朝決まった時間に食べる、というのはちょっと難しいかな」
「それは、お忙しいからでしょうか?」
「そうだね…私には時間が足りない。判断を一つ間違えるだけで、多くの者達の人生や家族、費やした労力を無駄にすることになる。私には間違える事も、立ち止まる事も許されない」
「左様ですか…」
食事を終えるとサッサと支度を終え、ニルスは仕事に出て行った ―――
まだ物流や水源の確保など、寄宿舎に移って来た家族達の暮らしを維持する為の算段をつけなければならず、加えて先々を考えるならば近くに学校も建設しなければならない
ニルスの仕事は、どこまで行っても山積みである
「さて、私はニルス様のお仕事を見学しに行って来ます」
朝食を終えて一緒に食堂まで食器を片付けに行ったエネッタとカンナにそう告げるピリム
「あ、それなら私も行く。一緒に行こ、カンナ」
「うん!」
「やれやれまったく、やれやれです。ニルス様のお仕事を邪魔しないと約束できますか?」
「「ハ~イ!」」
アナタ達、ニルス様のお話ちゃんと聞いてたんでしょうか…
そんなに能天気にやって良い仕事してないと思うんですが…
三人が兵舎を訪れてニルスの居場所を聞いたところ、見慣れない女の子三人に話しかけられた衛兵はとりあえずフィッツに報告した
フィッツの部屋に通される三人 ―――
「で、何しに来たんだ、お嬢ちゃん達?」
抜群に可愛い娘揃いじゃないか…ちょっと幼いが…
これはただその辺の娘が集まったって感じじゃない、精鋭だ…
ジロジロ見ているフィッツにスカートの裾を持ち上げ、優雅に挨拶をするピリム ―――
「はい、ニルス様のお仕事をお手伝いする為、本日はその見学に参りました。ピリムと申します」
「あ、私はエネッタです。この子は」
「カンナです!」
元気に手を挙げ、笑顔で名乗るカンナ ―――
「ほう…ところで、お嬢ちゃん達はニルス殿の何なんだい?」
「一緒に住んでます」
「ゴハッ!!」
フィッツ、血ヘドを吐いて卒倒 ―――
震える手でなんとか上体を起こした後、軽く遠くに行っていた意識を取り戻して言葉を繋いだ
「へぇ…そうなんだ…ところで夕べはどう過ごしたんだい?」
「いえ、それはちょっと…でも朝起きた時は三人とも、とても幸せな気持ちでした…」
「わあああああああ!!うわあああああああああああ!!…うわらば!!!」
フィッツ、余計な妄想をして耐えられる限界を遥かに超えた衝撃を受け、ボン!と精神が崩壊 ―――
呼んでも動かないので他の人を呼び、連れられて三人はニルスの元へと到着した
ニルスに声をかけようとしたところ、ポチ様やエリゴール様とテーブルに着いてあれこれ熱く話しており、邪魔していいような雰囲気ではなかった
「ちゃんと聞いておきなさい、あなた達。私達はこれから、この方々の支えとなるのです」
瞬きもせず、熱心に話に聞き入るピリム ―――
黙って後ろからカンナの両手を取りながら、お遊戯の時の歌のリズムで一緒に手を振っているエネッタ ―――
微妙な温度差がある会議室で、それぞれの時間は過ぎていった ―――
キャラ設定・エネッタ、カンナ、ピリム ―――
ハイ、やって参りましたこのコーナー
エネッタ ―――
カザロフの東北にあたる遠方から出稼ぎに来ている子です
口減らしに出されたとも言います
新しい町が出来たという噂を聞きつけて野宿をしながら目指したところ、運良く老人区での仕事を見つけました
性格は穏やか、お喋りをして笑っているだけで幸せ、あと面倒見が良いです
カンナ ―――
カザロフ地域の住民は基本コボルト入った半獣人が多いですが、カンナはエルフの血を引いており人型です
妖精さんか!?
いえ、カンナです
性格的には朗らか、あと物事をあんまり気にしません
ピリム ―――
戦禍で村を焼かれて逃げ、人攫いに捕まっていた子です
可愛い子さんですが目つきは冷たく、人を疑う事を覚えています
昔のザムダにそっくりです




