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閑話休題!ホロン、目覚める!その4

お疲れ様でございます


なんでもこの4月から自転車の青切符、つまり交通違反の取り締まりと罰金の徴収が始まるそうです


対象は16歳以上、全国です


ご覧の皆様はお気をつけて。スマホを持つときは下りてからが無難です


さておき、本日のキララ、どうぞ

不滅のアムストラウス ―――


どう頑張っても殺せないことから付いた二つ名である


一応殺せるのだが、数秒後には彼が選んだ復活ポイントの土くれ等がモコッと盛り上がってアムストラウスは復活する


マグマが煮えたぎる火口に突き落とす、宇宙まで飛ばす、命と引き換えに異次元に飛ばす、あらゆる手段が試されたが、彼の存在を消し去る事は不可能であった


ちなみにマグマに突き落とされた時に彼は、親指を立てながら沈んでいった



「あなたがアムストラウスね?冥界でイシュヴァルド様達があなたを待っているわ」


「話は後だ。揺れ始めたのが分かるか?」


言いながらアムストラウスに肩を貸すアキラ


「ああなるほど、鎖の張力で崩壊スイッチを支えていたみたいだ。気がつかなかったな」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ…



だんだん音が大きくなり始め、そこかしこから砂礫されきが落ち始めた


「よし、すぐに戻ろう。ゲートを開くぞ」


ヴーーーン、とアキラがゲートを開くと、次々とその中に入っていく潜入メンバー達



最後にアキラがゲートを通った直後、封印のダンジョンは崩壊し始めた ―――



「オオ、戻ったか。ゾディアック達を呼んで参る。少々ここで待っておれ」


そう告げたアスモデウスは数分後、ゾディアック、イシュヴァルド、シグナスを連れて戻ってきた



「…みんな…久しぶり…」


感極まったアムストラウスを囲む、かつての仲間達、アスモデウスや救出メンバー達 ―――


それからみんなでワイワイと話をする中で、少しずつその事実に気づき始めた男が一人 ―――


「…ていうか、ちょっと待て…」


シグナスである


両手で人の話を制し、口を開こうとした者には鋭い視線を飛ばしている


みんな黙ったところで、シグナスは口を開いた


「ソレって…私が助けに行くとこだろ?…そんな大変な事があったのに、私には誰も何も、一言もなかったのは何故だ!?」


少し間があってから、ゾディアックがボソッと口を開いた


「…だってお主、コッソリ行動するとか絶対無理ではないか…」


ウッ!…


「そうだね。あと君がダンジョンで暴れたら崩落しちゃうよね…」


ハウッ!…


「教えちゃったら自分も行くって言って聞かないのが分かってたから黙ってたんだ。悪く思わないでね」


ゾディアックとイシュヴァルドにさとされ、反論する気力が失せたシグナス


「まあまあ、こうして私も無事だった事だし、結果良しってことで。な、シグルド」


「分かった…あとシグルドじゃなくてシグナスと呼んでくれ」


「分かった、シグナス」



あー、やっぱりこの人剣聖シグルド様だったんだ…


その場にいた者達は聞いてしまった



「ところでホロンにもちゃんとお礼を言っておかないとな。私を見つけてくれて、ありがとう。君のその力は何なんだ?」


「ああ、私が精霊にしたらこうなっちゃったんだ。元は体に色々組み込まれた魔導生命体か何かだったんだが、火や水といった元素エレメンタルの要素が感じられないのはそのせいかも知れない。普段はこの力を抑えられるようにしてやらないと困った事になりそうなんだけど、どうしたもんだろうね」


「なるほど、自然界には存在しない精霊か。差し当たっては隠しておいた方が良いだろうな」


「あ、俺達そろそろ帰ってもいい?はっちゃんは奥さんが子供産まれそうだし、ワイスはここの副団長になる為に忙しいらしいんだ」


「そうじゃったの。皆、お手柄じゃった。忙しいところをすまんかったな」



そんなこんなでアキラ達は帰り、ワイスは愛馬を召喚して兵舎へと駆けて行った ―――



「さてアムストラウス殿。積もる話もあろうが、まずはカザロフで体を休められるがよい。皆とはいつでも会える。宿へと案内しよう」


「それは助かる。アスモデウス殿…で良かったかな?」


「左様。このカザロフのあるじじゃ。ではゾディアック殿、イシュヴァルド殿。アムストラウス殿はこのカザロフで丁重に扱わせて頂く」


「それが良かろう。私の雪山ではこごえるし、イシュヴァルドの所には食い物がない。ではまたな、アムストラウスよ」


「フフ、確かにね。じゃあ私達も帰ろう、ホロン。アスモデウス殿、アムストラウスをよろしく」


それぞれ手を振ってその場は別れ、アムストラウスはアスモデウスの天幕へと招かれた



アスモデウス、ごくさりげなく伝説の男をカザロフに引き入れる事に成功 ―――



二人は共にカザロフの湯に浸かり、現在は温泉の2階の部屋で差しつ差されつ飲んでいる


「ところで、アムストラウス殿は何でまた封印されたんじゃ?」


「うーん、一番大きい理由はある国王の晩餐会で自爆魔法を使った事かな。その国王には今の戦争を止めないと木っ端微塵にするぞ、って言ったんだけど。聞かなかったから城ごとやった」


「ああ…なるほど、そういう…それは仕方ないのう…ウム」



なるほど、不死身のテロリストか…


ワシはとんでもない危険人物を引き受けてしまったのかも知れん…



アスモデウスはわずかに冷や汗を覚えつつ、その夜は穏やかにけていった ―――

キャラ設定・アムストラウス ―――


パッと見は人間の男性、40手前くらいの人柄の良さそうな紳士っぽく映ります


職業魔導士、昔とある魔女に呪いを受けたせいで死ねない体になっています


何度死のうが何年経とうが何かを忘れるという事がなく、彼は過去の罪を背負ったまま永遠に生きる運命にあります


彼が旅を続ける理由は、自分の片割れを見つけ出して解放される為です

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