閑話休題!ホロン、目覚める!その2
お疲れ様でございます
なんか寝ている間にその夢を見たんですが、学生の頃作ってたサンドイッチがこんな感じです
1. まずフライパンで食パンを2枚空煎りする
2. フライパンで目玉焼きを作る
3. マヨを塗ったパンにハムと目玉焼きを挟む
これをラップで包んで弁当にしてたりしました。あとパンの耳を鳩のエサに出来る所がポイントです
さておき、本日のキララ、どうぞ
そして翌朝 ―――
目が覚めるとイシュヴァルドは真っ先にホロンの居室へと向かった
まずはホロンに色々伝えておかなければ…
部屋の前まで来たところ、近くの者の脳波とかをキャッチ出来るイシュヴァルドには、まだホロンが寝ているという事が分かった
ウーン…よく寝る子だね…
仕方ない、プルスに頼むか…
そうしてイシュヴァルドがプルスに、ホロンが起きたら自分の所に連れて来るように伝えている間、ホロンは夢の中でアムストラウスに会っていた ―――
「…私はホロン…あなたがアムストラウスね?…」
「…そうだよ…人と話すなんて何年ぶりだろう…」
「…イシュヴァルド様にあなたが封印されている事と、場所を伝えたわ…きっと助けが来るはず…」
「フフ…きっと私は頭がどうかしてしまったのだろう…助かりたくて、こんな夢まで見るようになった…」
「ホントの事よ…あなたがいるのは魔界の地下深くね?…イシュヴァルド様にお伝えしたい事はある?…」
「…ああ、それなら私にかけられている呪いについてだ…死ぬ事が出来ればすぐに適当な所で復活できるんだが、生命力を常に回復され続けているせいでそれが出来ない…あと魔力を常に吸収されていて、全く回復できない…この2つで困っている…」
「…生命力回復と、魔力吸収ね?分かったわ…ちゃんとお伝えする…また来るね…」
目を覚ましたホロンが起き上がったところ、傍にいたプルスに速攻で連行された
「やあ、おはようホロン。気分はどうだい?」
「おはようございます、イシュヴァルド様。夢の中でアムストラウスとお話していました」
アー、アー、聞こえません、といった様子で耳を塞ぎ、さっさと部屋を出て行くプルス
「ヤツは何と言っていた?」
「はい、生命力回復と魔力吸収の呪いのせいで困っているそうです。死ねたらすぐ復活できる、と」
なるほど、考えたものだな…
アイツは殺そうにも大概死なないし、死んでも数秒で復活する…
呪いか…何か解除できる魔道具でもあれば…
「まあ、とりあえずアムストラウスの話は置いておこう。どうせ何千年も石の中にいたんだ。何日か待たされるくらい今更だろう。それよりホロン、君の事だ」
「はい…?」
「いいか、よく聞いてくれ…君の力の事は誰にも知られてはならない。同じ精霊であっても、ソフィであってもだ。誰にもだ…」
「どうしてですか?」
「危険だからだ。君の力があれば四界を制覇する事すら容易い。それを知った者は神魔問わず、君を奪いにここに押し寄せるだろう。それでもし精霊界が滅ぼされた日には、四界の自然の調和は永久に失われる事になる。後に残るのは毒と瘴気だけの誰もいない世界だ」
「…」
「危ない力じゃなさそう、か…大間違いだった…」
頭を抱え込み、うなだれるイシュヴァルド ―――
少し経つと、ホロンの脳波からとても困っている、といった感情と、悲しい、といった感情を感じ取った
顔を上げると、ホロンは泣きそうな顔をしていた
「…すまないホロン。君のせいじゃないんだ。きっと何か対策はある。君が普通に暮らせるようにする。私はここの子達の親なんだから」
そう告げて優しく微笑んだイシュヴァルドは、そっとホロンの頬に手を寄せて立ち上がった
「じゃあ、私はちょっと出かけてくるよ。ありがとうホロン、おかげで私はアイツを助けてやれる」
そう告げるとイシュヴァルドは部屋から出て行き、冥界へと向かった ―――
「なんだと?…」
突然来たイシュヴァルドからアムストラウスとホロンの話を聞いたゾディアック ―――
「ウン。それですぐにでも助けに行きたいんだけど、どうやらダンジョンか何かの地下深くらしくてね。それで上手いこと救出してくれそうな人を探してるんだけど、心当たりってないかな」
「確かに我等だと狭い所には不向きだな。下手に暴れるとダンジョンが潰れてしまう。心当たりか…フーム…」
そこでティンと来たゾディアック
「いる…アキラだ。なにしろ私の頭を真っ二つにした程の男だ。強さは申し分ない」
「よし、一人目は決まりだ。あとは呪いやダンジョンに詳しい人とか、隠密行動が出来る人とか…あっ、今のナシ。いた」
疾風である
「先日の宴にいたワイスだとかがリッチだった筈だ。その者なら呪いやダンジョンについての知見もあろう。ではアスモデウスも交えて一度頼んでみるとしよう」
アスモデウスと一緒にワイスに頼んでみたところ、一発でOK了解であった
「…という訳で、この三人に集まって貰った次第だ。目的は封印されているアムストラウスの奪還。居場所はこのホロンが教えてくれる。なおホロンの存在は極秘という事で頼む」
「あいよ」
「…承知した…」
「あの、現地までの移動はどうするのでしょう?」
OKはしたものの、現在副団長候補として頑張らないといけないワイスはちょっとそわそわしている
「俺がホロンを抱えて飛んで行くとしよう。現着したらゲートを開くからここで待っているといい。任務終了時の帰りのゲートはアっさんとこで良いか?」
「フム、そうじゃの。おっと、行く前に一つ確認じゃ。アキラよ、リッチという存在については知っておるか?」
「魔法とか使うアンデッドだろ?」
「うむ。ワイスがそうなんじゃが、蘇生の杖が効くかどうか分からん。助けようとしたら浄化して殺してしまいました、じゃ困る。そこを確認しておかぬか?」
「OK了解。どうやるんだ?」
「ワイスよ、少々離れておれ」
「はい」
そそくさと10mくらい離れるワイス
「アキラよ、蘇生の杖をかざしてみよ」
「ほい」
蘇生の杖と化したプリティー☆彡ステッキから、柔らかな光がキラキラと瞬き始める ―――
「ワイスよ、少しずつ近寄ってみよ。体に異常を感じたら中止じゃ」
「はい…」
恐る恐る、一歩一歩近寄って行くワイス
2mを切り、1mちょっと位に達してそーっと手を伸ばしたところで、ワイスの体には変化が現れた
カサカサだったお肌が、若々しくなり始めたのだ ―――
「アキラさん!?顔に…顔にお願いします!!」
「ほい」
見る見るうちに小ジワや肌のくすみは消えていき、若かりし頃のワイスの美貌が戻ってゆく
今の彼女であれば、「ワイスちゃん、29歳デース」、と言ってもギリギリ通るであろう
「ウム、どうやら問題なさそうじゃの。その力は聖なる力という訳でもないらしい」
「よし、他になければ行くぞ。ホロン、抱えて飛ぶから方向を指差してくれ」
コクリと頷いたホロンを抱え、ゆっくり上昇し始めるアキラ
ホロンが指した方向を確認すると、ドォン!という轟音を残して遥か彼方へと飛んで行った ―――
キャラ設定・イシュヴァルド ―――
実体を持たないのに、なぜ物を持ったり触ったり出来るのか?
はい、彼は体の一部ないし全部を実体化させる事が出来ます
よく見ると向こう側が見えなくなっている部分があった場合、そこは実体化しています




