アルクの危機!動き出した悪魔達!その2
お疲れ様でございます
PCまだ直りません
今月中にはなんとかしたいと思ってます
それでは本日のキララ、どうぞ
「え?…俺もっスか?」
「うん。あとニルスとヤヌス、フィッツにも声を掛けて夕方には一緒に来てくれ。頼んだよアルク。ああ、あと一つ、姫様のお迎えも頼みたいんだ」
アルクに声を掛けると、まだ働いている者達の手伝いへと向かったポチ ―――
なにやらヴァンの族長が来て、これから一緒に飲み会らしい
今はまだアスモデウスやエリゴール達と共に、カザロフニュータウンを見学している
「なんと…いつの間にこんな集落や畑が…カザロフは何もない荒れた土地だと思っていた」
「フフ…これから第二、第三、その次と建設していくつもりじゃ。いずれヴァンの人でも馬でも羊でも、みんな食わせてやれるようになるじゃろう」
なにそれステキ…
俺が女だったら迷わずアスモデウス殿んとこに入籍したものを…
アバンテが目にした集落と豊かな穀倉地帯は、ヴァンの確かな未来を確信させるに至った
ちなみにアバンテが女だった場合はやはり糞マッチョであり、女性としては認識されない
「なるほど…これならヴァンはカザロフと共に豊かになれるであろう…ところでアスモデウス殿、カザロフの勇士達とは如何なるものか、それを見せて頂きたいのだが」
「ウム。今声を掛けておるところじゃ。夕べになれば集まって来る。先に風呂でもどうじゃ、アバンテ殿よ」
「ではその間、旅の垢を落とさせて貰うとしよう。我がヴァンでは水は貴重でな…湯を沸かして布で体を拭いて、というのが一日の終わりだ。風呂など久しぶりだ…ああそうだ、後ほど妹のメルもこちらへと参る。メルも風呂に入れてやりたいのだが」
カザロフの勇士達に見せる前に、少しでもめかし込ませておきたいアバンテ
「好きに入るがよい。湯は遠慮せずに存分に使うてくれ。供の者達も入れてやるがよい」
一方その頃、メルを乗せた馬車は野盗達に襲われていた ―――
よそでお尋ね者になった小悪党が地元で食って行けなくなり、カザロフのヒャッハーさんを勝手に名乗ろうと移り住んで来たのである
御者を矢で撃たれ、制御を失った馬車は程なくして止まった
「なかなか良い馬車じゃねえか…コイツは金貨で20枚ってところか。中身の方はどうだ?」
野盗のリーダーが馬車の扉に手を掛けると同時に、お供の侍女が扉を蹴り開けて打って出た
「ウオッ!?」
片足を馬車の足場に掛けたところで吹っ飛ばされたリーダーが、立ち上がって馬車から出て来る者を睨みつける ―――
「…この狼藉者めが…この方をヴァンが主、アバンテ様の妹君、メル様と知っての行いウッ!!」
出て来て名乗りを上げたところで、侍女は4方向くらいから矢で射られた
ズシャッ、と侍女が地面に倒れ込んだところで、改めて馬車の扉に手を掛ける野盗
「ヘッヘッヘッ…ヴァンのお姫様か…こりゃあ金貨の100枚どころじゃねえな…どんなツラしてんだ?」
下卑た顔を野盗が馬車に覗かせた瞬間、辺りから上がり始める悲鳴 ―――
アルクと配下2名の騎射である
「何だ貴様らは!?」
「貴様等如きに名乗る名など無い…ここで死んでカザロフの土となれ…」
スラリと剣を抜いて駆け出したアルクが、野盗達の目前へと迫る ―――
ねむい…




