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アルクの危機!動き出した悪魔達!

お疲れ様でございます


アー…


インストール作業が進まない…


アカウント情報、あっちのPCに残ったままだ…


そんなこんなで、私は疲れています


PCトラブルとは私にとって、人生のトラブルそのものです


それでは本日のキララ、どうぞ

こちらはカザロフ、アスモデウス兵団駐屯所 ―――


ヴァン領の族長アバンテ自ら数千頭の馬を率い、はるばるカザロフへとやって来た



「我が名はヴァンのアバンテ!!アスモデウス殿はあるかーーー!!?」



丘の上から響く、やたらでかい声 ―――


付近の住民が何事かと扉を開けて出てみると、上半身裸の糞マッチョが羽根飾りを背負って馬に乗っていた


一応、ヴァンでは正装である


しばらくするとアバンテはアスモデウスの前に通された



「壮健なようで何よりじゃ、アバンテ殿。今日は如何なされた?」


「フフ…馬だ…もうすぐ聞こえて来る」


…ドドドドドドドドドドドドド…


震度1くらいの揺れと共に、外から馬の群れのひづめの音が響く ―――


「これがヴァンからアスモデウス殿への贈り物だ。受け取ってくれ」


天幕を出てみれば、見渡す限りの馬 ―――


数千頭はいるだろうか


恐らくは、ありったけの馬を出してくれたのだろう



「…なんと感謝を述べたら良いものか、アバンテ殿よ…これはヴァンの宝ではないか」


「良いのだアスモデウス殿よ…心底惚れた男になら構わぬ…貴方に賭けたくなったのだ…ヴァンを使ってくれ」


立ち上がってアバンテに歩み寄ったアスモデウスは、その肩を抱いて叩いた ―――


「ところでアバンテ殿、これだけ馬を減らしてしまってヴァンは大丈夫か?」


「なに、問題無い。馬が減ればその分草が生える。十年も経てばまた元の数に戻るだろう」


「フム…お礼と言ってはなんだが、馬や家畜達の飼料をカザロフから供出したい。我が国はいずれ、ヴァンをも支えられる農業大国となるだろう」



それってひょっとして、カザロフと組んでたらヴァンはもっと豊かになるって事なんでしょうか? ―――


頭の中で金勘定を始めたアバンテは、もう一歩深い付き合いに踏み切る事を決意した


「それは助かる…ところでアスモデウス殿、そろそろ我が妹のメルが年頃でな…ヴァンの男達が弱いという訳ではないのだが、私を恐れてメルには手出しして来ないのだ…このままでは行き遅れになってしまう。このカザロフに、若く猛き者はいないものであろうか?」


「フム…誰じゃったか、おるといえばおる。折角じゃ、ヴァンとカザロフの双方で勇士を出し合って戦わせてみんか?最後に勝ち残った者がそのメルの夫じゃ」


如何にもヴァンの流儀であり、非常に説得力のある流れである ―――


だがしかし、ここはカザロフの有力者に勝って貰って国同士の血縁関係を作っておきたい、というのがアバンテの本音である



「なるほど、その者達を見せて頂いても?今宵は飲みましょうぞ、アスモデウス殿。ヴァンの馬乳酒を持って来た」


カザロフの勇士達を観察し、ヴァンの脳筋達では絶対に勝てないルールを決めてしまう ―――


それがアバンテの狙いである



どうあってもメルはカザロフに嫁がせる…


ン?…てことはヴァンって、カザロフの兄貴?


俄然がぜん燃えて来たアバンテは、笑顔で酒を天幕に運ばせている ―――

ウン…


お酒飲んで寝よう…

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