純平の危機再び!動き出した悪魔達!その14
お疲れ様でございます
まったくね
ホントは閑話休題ばっかり書いていたいのですが、それだと本筋が進みません
面白くないとこ書いちゃってすみません
ここ、要るんです
まあさておき、本日のキララ、どうぞ
「ベルゼブブが隕石群落に巻き込まれて死んだのは知っているな?…」
話を切り出した男は、ルシファー ―――
押しも押されぬ冥界きっての実力者の一人であるが、あんまり野心がないので国や政治といったものには大して関わっていない
どちらかというと、放っておいて欲しい
お花が綺麗で良い香りがしただとか、運動した後に飲む酒が美味かっただとか、ただそんな毎日があるだけで私は幸せなのだ
私の所に面倒を持ち込むな
昔はブイブイいわせてた男であるが、今ではすっかり落ち着いてしまっている
「ああ…アスモデウス軍に向けて放ったものに当たったと聞いている…近くに居たのが運の尽きだったな…」
答えた男は、ベリアル ―――
こちらも数多の悪魔を従え、現在の冥界を動かしている大物の一人である
彼もまた面倒臭がりであり、今は政治学の本とか詩集とかの執筆で忙しい
「…それがどうやら、ベルゼブブに向けて放たれたものらしい…私の手下が隕石が落ちた方向を検証してみて分かった…途中から明らかにベルゼブブを狙っている…」
ザワ…ザワ…
という事は、ベルゼブブはサタンに消された?…
だとしたら、次があるとしたらそれは、我々だ…
俄かに気色ばむ大公達 ―――
「きな臭い話になってきたな…貴殿はどうする気だ、ルシファー…」
口を開いたのは、ヘカーテ ―――
現在も冥界とカタロニアの街を運営する委員の一人であり、自分も狙われるかも知れない、といった話には半信半疑である
「それはここにいる皆で話し合って決めよう…少なくとも私は、黙って殺されるつもりは無い…」
「なるほど、ここにいる者達で組んでサタンのご乱心に備えよう、といった所か…その後はどうなる?…」
「サタンには落ち着くまでまた檻にでも入っていて貰うとしよう…治世の方は有能な者の何人かに目星をつけてある…そいつらに任せようと思う…」
「フム…」
顎に手を当て、考え事を始めるヘカーテ ―――
「まさかルシファー、これを機に冥界を乗っ取ろうという腹積もりではあるまいな?」
釘を刺してきたのは、自分の財産や利権などを守りに入っているリリス ―――
正直現状上手く行っているので、それが変わってしまう事を恐れているのだ
「いや、諸君もご存じの通り、私は誰が勝っただの負けただのといった面倒に首を突っ込む気は無い。勝手にやっててくれ。疑わしいと思うのであれば、断って貰っても結構。盟を断るのであれば一人でサタンを相手にするが良い」
ぐむ…流石にそれはちょっと厳しい…
「…良いだろう…私は手を貸すとしよう…他の者達はどうだ?」
無言で手を差し出し、それを重ねる5人 ―――
「…決まりだな…万一の際には、この5人で集ってサタンを鎮める…それで良いな?」
「ああ。ところで、急にヤツが来やがった時はどうする?」
「一旦避難してこのメンバーを招集する…集合場所を決めておこう。西部ベスカルゴに私の友人の別荘がある。行くぞ」
ゲートを開いたルシファーに続いて、4人の大公達はその屋敷へと向かった ―――
サタンはまだ気づいていないが、自身の敵となる者は着々と増え続けている ―――
なんかお腹痛い現象 ―――
ウ〇コなのか、お腹減ったのか、どっちだ??




