捕獲!魔法少年スウィーティー☆彡タルト その3
お疲れ様でございます
厄介事が減ると、筆も進みます
いつもこのペースで書けると良いんですけど
それでは本日のキララ2本目、どうぞ
プリティー☆彡ステッキから眩い光が生じ、純平を包み込む
その光が弾けた時、新たな魔法少年、スウィーティー☆彡タルトが、その姿を現した
10㎝あるかないか程度の、小さな王冠―――
金色であり、様々な宝石が随所に散りばめられている
そのドレスは、黄色―――
まるで大輪のひまわりであるかのように、スカートの端は花びらを模している
ちなみに、フリフリだ
履いているブーツは、白―――
生えている羽根のデザインは、キララやアキラとは少し違う
おそらく、こちらの方が更に速い
魔法少年―――
可憐な姿へと変身した純平は、ゆっくりとその膝を、折った
「…すいません、グリさん。魔法少年って、この格好じゃないとダメですか?」
「嫌なら辞めてもいいよ?断る人も結構いるし」
グリの返事には、相談に応じる気配が全く無い
「…俺は、家族や皆を守りたいんです!辞めません!やります!!」
プリティー☆彡ステッキを右手に持ち、グッと突き出して答えた瞬間に、純平の可愛いヤツが全部こぼれ出た
顔色が青くなっていき、体幹を斜めにして、左手で下を押える
「あの…パンツだけでも、履き変えてもいいですか?」
何もかもが、ブリッとハミ出してしまっている
最早パンツなどではない
変態衣装だ
「いいけど、それ履いてないと後で困ると思うよ?」
にこやかに、グリが答える
「…なら、諦めることにします」
純平は、その頬を羞恥で赤く染め、唇を噛んで目を伏せている
普段の通学で同じ車両に乗る女性陣が見たら、どう思うだろうか
ヒャア、我慢できねえ
そう口走って、襲うだろう
「じゃあ、とりあえず飛んでみようか。片足で立ってみて?」
「こうですか?」
「で、左右の足を入れ替える。ゆっくりだよ?」
グリに言われるがままに、純平は足を入れ替える
純平は普段からよく運動しているが、慎重なタイプである
グリが思っていたよりもゆっくり足を入れ替え、ふわっと浮き始めた
「うわわ、本当に飛べた…」
驚きながらも、もう脚の上げ下げで浮き加減の調整を始めている
どうやら、勘は良いようだ
「ん。大丈夫そうだね。じゃあ、キララの家に行こうか。そこでまた説明するよ」
パタパタと飛んで、窓から出ていくグリ
否応も無く、純平はそれについて行く
純平の自宅は、西浦和である
キララの家には、ものの数分で到着した
「キララ~?新しい仲間を紹介するよ~?」
勝手にベランダの鍵を開け、カーテンをよけてグリが部屋に入る
続いて、純平も恐る恐る、キララの部屋へと入る
キララは丁度湯上りであり、その恰好はパンツ一丁である
えっ?
純平とキララが、互いに顔を見合わせる
キララが手にしていたビールが、ゴトッと音を立てて床に落ちた
ンー、目がきついです
なにしろ、ずっとディスプレイの前にいます
本日はもう、ゆっくりしながらシナリオを考える事にします
んじゃまたね ノシ




