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純平の危機再び!動き出した悪魔達!その12

お疲れ様でございます


そろそろ閑話休題、いっちゃっても良いでしょうか?


主にソフィちゃんです


さておき、本日のキララ、どうぞ

「…逃がしただと?…」


「…はい…恐ろしく強いヤツが現れて、隊は全滅寸前でした…御処罰は如何様いかようにも…」


現在、アンドラス達はサタン様にやらかしました報告をしているところである



フム…


やはり風見純平は冥界の何者かの庇護下ひごかにある…


ヤツを押さえているのはカタロニアの誰だ…



「…もうよい、下がれ…」


「「ハッ!!」」



報告を終え、今度はマクスウェル博士の所へと向かうアンドラス達 ―――



え?…


「盗まれた…じゃと?…」


「ああ、恐ろしく強えヤツが現れてな。俺達はいたぶられて、その間にホロンは連れ去られた…俺達にゃどうしようもなかった」


「お前らな…盗まれたとか簡単に言ってくれるが、あんな素体まず滅多に見つからんのじゃぞ?その風見純平を見つけたいのであれば、ホロンかあれ以上の素体を探してこい…帰れ。私には他の研究もある。忙しいんじゃ」


帰りの道々、隊のこれからについて語るアンドラス達


「とりあえずは皆、怪我を治そう。ラミアは結構な深手みたいだが大丈夫か?」


「ああ、内臓は無事みたいだ。弾力で爪を避けたんだろう。動くときつい事には変わりないけどね」


「…治ってからどうする?」


「決まってんだろ。風見純平を見つけ出してかっさらう。ホロンもな。冥界のどこかにいるって分かっただけでも上出来だ。俺とオセはあいつがいた酒場の周辺を探る。ラミアは休んでろ」



実際には、ポチの姿でカタロニアではなくカザロフにいる ―――


砂浜で一粒の砂を探し出すのが不可能であるように、アンドラス達は無駄な努力を続けた



一方、カザロフ ―――



なんだかんだで食料の貯蔵量があやしくなってきたエリゴール達は、もう一発穀物エレベーターから小麦の山をせしめて来ていた


「良し、こんなもんだろう。これでこの冬くらいは持つんじゃないか?」


「助かる、アキラ。ところで今度はカザロフ辺境の開発を頼みたいんだが。冬になれば土が凍ってしまう。その前までにはな」


今年は一部のみの開発で上出来だと思っていたエリゴールであるが、農地と集落の形成が思いのほか上手くいってしまったのでちょっと欲が出た


「どの辺だ?」


「ウム、一緒に行こう」


方向と距離を把握するため、一緒にそこまで飛んで行くエリゴールとアキラ ―――


「そういえばエリゴール、あの集落の名前って決まっているのか?」


「いや、まだ決まってはいない」


「じゃあエリガっていうのはどうだ?お前の町だ」


「フン…だったらアスムだろう。いずれ大きな街にするぞ。街道を整備して、商業を発展させて、カーギルやヴァンとの貿易も行う。カーギルでは海の幸が獲れる。それを干物にしたものを買い取ったり、観光でカーギルに行くカザロフの民達がカーギルと共に栄えるんだ。まだまだやる事はたくさんある」


「国造りか…俺は一体、いつの間にそんなもんに関わっちまったんだろうな。今楽しいか?エリゴール」


「ああ…楽しいもんだな…今、国一つの未来がこの手の中にある…一緒にやってくれ、アキラ。私にはお前が必要だ」



なんの気なしに始めたアキラのシムシティは、アスモデウスとエリゴールの命綱となってその未来を繋いだ


今、アスモデウスとエリゴールは、復活への道標を辿っている ―――

さて、目薬注さないと

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