純平の危機再び!動き出した悪魔達!その8
お疲れ様でございます
自動運転 ―――
思ったんですけど、あれってタイマーセットしてその時間に職場に着くようにしたら勝手に職場に運んでくれたりするんじゃないでしょうか
んで、着いたら目覚ましをかけてくれる、と
ひょっとしたら、夜は車の中で寝る時代が来るかも知れません
まあさておき、本日のキララ、どうぞ
そして2週間後 ―――
こちらは魔導研究所、そろそろだろうとマックスウェル博士を訪れたアンドラス達
「よう博士、ホロンを出してくれ。アンタ2週間って言ったよな?」
「やれやれ、出力調整が間に合わんかった。あと3日待って貰えんか?」
「2日だ。アンタ、サタン様の御命令を何だと思ってるんだ?俺達ゃすぐにでも風見純平をとっ捕まえてサタン様に献上しなきゃならないんだよ」
「分かっとる、分かっとる。その為にも時間をくれと言っておるのだ。渡すのはこのポンコツがちゃんと動くようにキッチリ調整してからだ。私も役立たず扱いされて研究所を閉鎖されるなんてまっぴらご免だからな」
2日後…
今、確かにそう言った…
今夜には純平に夢で会って、明日にはカザロフから移動させておかないといけない…
一瞬虚ろな目を薄く開いたホロンは、その目をまた閉じた ―――
そしてその晩、ホロンは純平にその事を伝えた
「エリゴールさん、明日、明後日ってとこです。俺は見つかります」
「ホロンが夢に出たのか?」
「はい」
フム…カザロフで見つかるのは当然NG、問題はどこで見つかるか、だ
大貴族が多く住まう南部カタロニアか…
誰が純平の逃亡を手引きしたのか、といった疑心暗鬼をサタンや貴族達の間に生むだろう…
西部ベスカルゴは…ダメだな…
容疑者になり得る者が数名しかいない…
時間を稼げるのは前者だ…
「ポチよ、お前はこれから人の姿でカタロニアのどこかに潜め…いずれ追手が現れるだろう…ホロンを攫い、追手の一人だけは生かして逃がせ…その後は精霊界へと向かえ…ホロンを精霊に変えた後、カザロフへと帰って来い」
言い終わるとエリゴールは己のゲートリングをポチに渡した
「はい、じゃあ行って来ます!」
人の姿へと戻ってドアをそっ閉じし、アルク達に後事を任せてカタロニアへと向かう純平 ―――
「…君にこんな事を任せてすまない…」
「いいえ…私ではお役に立てないのかと思っておりました…久しぶりの任務です…」
「では、純平の事は頼んだ…」
「はい、行って参ります」
ここがカタロニアか…
整った街並みや街道 ―――
物に溢れた商店街 ―――
一見して豊かな街だと分かる、冥界第一の都市である
サタンがここに居城を構えなかったのは、ここを戦場にするのを避ける為だったりする
とりあえず街に着いてウロウロしていた純平は、本日の宿にチェックインして酒場へと向かった
設定コーナー・冥界のお金について
銅貨・鉄貨・銀貨・金貨・ミスリル貨の5種類があります
それぞれの金属のグラム当たりの単価と同じ価値で造られており、鋳潰して使ってもその価値は同じです
大体、
銅貨1枚=100円
鉄貨1枚=1000円
銀貨1枚=10000円
金貨1枚=100’000円
ミスリル貨1枚=1’000’000円
といった感じの価値になるよう調整されています
実際は時価で少々変動するのですが、あんまり相場が動くと造幣局が相場の維持の為に市場介入します
こちら冥界でも、お金や物の価値については常に動いていたりします




