純平の危機再び!動き出した悪魔達!その6
お疲れ様でございます
私の目ん玉なんですが、眼科に行ったらなんとかなりました
ちゃんと見えるって良いですね
それでは本日のキララ、どうぞ
精霊界 ―――
どこまでも豊かな自然と、超古代文明の名残りを残した世界である
たまに何かがチカッと光ったり、笑い声が聞こえたりしたらそれは精霊である
「…ここは?…」
「ここが精霊界だ。イシュヴァルド様の社は向こうだ」
人の形を成した者が訪れる事など珍しいので、ヤジ馬精霊達が集まって来ている
空中の光ったり靄がかかっていたりする所をよく見ると、たまに半透明の人のような姿をした精霊が見える ―――
「ねえ、あなた達はだあれ?イシュヴァルド様にご用なの?」
「そうだ。私はエリゴール、この男はポチ。我々は冥界に住まう者だ」
「私はリュリュ。先に行ってイシュヴァルド様にお伝えしてきてあげるわ」
そう告げるとリュリュは社の方へと飛んで行ってしまった ―――
「ここへは何の目的で来たんだ?」
「どうやってここに来たの?」
「冥界ってどんな所?」
ゾロゾロと着いて来たヤジ馬精霊達の質問責めが始まる
全員興味ツンツンである
「ああ、話は後でイシュヴァルド様の所でまとめてさせてもらう」
ウン…
スマないが、ちょっと鬱陶しいんだ…
足早に社へと向かう間にも、精霊達は周りをクルクル飛んだり服を触ってきたりしてエリゴールはちょっとウザかった
先に行ったリュリュが伝えていた為、すんなりと門を通されるエリゴールとポチ
社は大きな透明の半球体であり、中には花が咲き乱れていた
「ようこそ、精霊界へ。久々の客人だ。歓迎するよエリゴール殿、ポチ殿」
イシュヴァルド (生年不詳~存命 白くて半透明 脳内に直接語りかけてくる)
「不躾に急な訪れにも関わらず、温かいお言葉に感謝致します、イシュヴァルド様」
片膝を着き、恭しく礼を取るエリゴール
真似してポチも礼を取る
「…どうやらお急ぎのようだね…本日はどういったご用件かな?」
イシュヴァルド様は、近くにいる者の脳波を感じ取ったりする事が出来る
細かい考えまでは分からないが、大体の感情は分かってしまう
「はい、魂だけの存在になってしまった者を精霊としてこの世に残す事は可能でしょうか?」
「…私であれば可能だ…ここの精霊達はそうして生まれてきた…」
「ある魂にそれをお願いしたいのですが…頼まれて頂けますでしょうか?…」
「…構わない…ただ、その儀式には私もそれなりの力を消費する。それは君達から補填させて貰うが、良いだろうか?」
「もちろんですとも。では、その魂を連れて来た際には、是非ともお願いします」
それからエリゴール達はしばらくの間、精霊達と話して過ごした ―――
精霊は植物の生気が少々あれば飲食の必要はない為、お茶とかは出なかった
精霊達と話して分かった事としては、彼等は各々の属性に応じた力を持っているという事だ
例えば風の精霊であれば思いのままに風を吹かせる事ができ、火の精霊であれば何もない所から炎を吹き上げる事ができる、といった具合である
「じゃあね~、エリゴール、ポチ~」
「またね~、リュリュ!今日は案内ありがとう!」
そうしてエリゴール達は帰途に就き、カザロフへと戻って来た ―――
「よし、あとは夢の中でホロンに会ったら居場所をたずねてくれ、ポチ。ホロンを攫うぞ」
我慢だ…
アニメは我慢だ…




