休息!ソフィと愉快な仲間達!
お疲れ様でございます
今回はお待ちかね、ソフィちゃん回となります
では早速、本日のキララ、どうぞ
こちらはソフィの部屋 ―――
見慣れないゾルの方をチラチラと見ていたソフィだが、ふと1年生用の練習帳をゾルが使っている事に気付いた
ソフィが今やっているのは3年生用のものである
「にひっ」
ゾルに練習帳を開いて見せつけるソフィ ―――
これは言葉ではなく、態度でお前の方が下だと言っているのである
だが残念ながら、まだよく分かっていないゾルはソフィの頭を撫でて褒めた
「ソフィちゃんも頑張っててえらいね」
ソフィ人生初の煽り、失敗 ―――
「…ソフィ、ゾルよ。氷雨を迎えに行って来る。今日は弁当だ。何か食べたいものはあるか?」
「オムライス―!」
「何か肉っぽいやつでお願いします」
「ウム、では行って参る」
二人して益光に行ってらっしゃいをし、また勉強に戻る
しばらくすると鉛筆を持ったままのソフィが近寄って来て、ゾルの練習帳にシャッと1本線を引いた
「あっ」
日を田にされてしまった
ソフィ人生初のイタズラ、成功 ―――
「にひひ~」
「コラコラ、いけませんよ。机で勉強してね」
「ゾル、あそぼ?」
ソフィは知っている ―――
パパとママが帰って来るのは6時頃、それまではサボっていてもバレないという事を
「何して遊ぶ?」
「う~ん…んじゃ、かくれんぼ」
ソフィは知らない ―――
そいつは影に入ってしまえば絶対に見つけられないという事を
公正なジャンケンの結果、鬼はソフィとなった
この家を知り尽くしているソフィである
ゾルが隠れられるポイントは既に絞られている
10まで数え終え、その一つ一つを暴いていくソフィ
だがゾルのチョイスは最初から影に入るという塩対応だった ―――
トテトテトテトテ…
(ガチャ
――― トテトテトテトテ !
トイレにもいない…
あとはパパのへや…
「…さて、そろそろ見つかってやるか…」
ふすまを開けてソフィが益光の部屋へと入ったところで、後ろから背中を叩いてワッ!と脅かす
「キャッ!!」
「フフ…ソフィちゃんが見つけてくれないから出て来ちゃったよ」
まさか…
このわたしが、この家でのかくれんぼではいぼくするとは…
なんというくつじょく…
ソフィは意外と負けず嫌いだった
今度は鬼を交代してソフィが隠れる
「9…10!」
ソフィには絶対の自信があった
この台所の米びつを置くスペース、実は米びつの後ろに隙間がある
そこにすっぽり収まって戸を閉めてしまうのだ
幼女ソフィだからこそ可能な隠れ方である
ふっふっふっ~…
まだしょうぶは0-1、たたかいはこれからだ…
「う~ん…どこかな~?…ここかな~?…」
近くの戸をバッと開けるダリ
「(キャ」
ハイ、声がした
アナタそこに居ますね?
「みーつけた!」
米びつをどかすと、そこにはソフィがいた ―――
いつもはジェダの接待プレイに慣れているので、この敗北はソフィの心に堪えた
他にも積み木の高さ比べ、バドミントン、どっちが先にバッタを捕まえるか等、得意の競技で挑んだソフィだったが、結局何一つ勝つことは出来なかった
わたしは…わたしは…
よわい…
目いっぱいに涙を溜めていたソフィだが、これを溢せば心が折れる気がして根性で耐えた
そんなこんなしてると益光と氷雨が戻って来る時間が近づいてきたので、戻って勉強を続けていたフリをする二人 ―――
「「ただいま~」」
「「おかえりなさ~い」」
「ハイ、これお弁当。こっちがオムライスでこっちが牛丼ね」
「わーい」
「ありがとうございます」
「…ジェダよ…ソフィとゾルは如何しておった?…」
「かくれんぼしたり庭で遊んでたりしてました」
ソフィが味わう、人生初の裏切り ―――
オムライスのスプーンが、ポロリと落ちる ―――
あ、100均でウェットティッシュ買うの忘れてた…




