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暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その40

お疲れ様でございます


皆様、目がかゆい時はどうなさっていますでしょうか?


正解はまず洗顔です


目を開けたまま左右を洗い、それでも落ち着かなければ抗菌の目薬を使います


手でこすったりしないでくださいね


それでは本日のキララ、どうぞ

こちらはヴァン領へと向かっているザムとゾル ―――



残念ながら良い感じに東に向かう馬車は無かった為、徒歩になってしまった


道中の小川で水筒に水を汲んだり、外套がいとうを羽織って木の根元で寝たりしながらの道中である



「こういう旅なんて久しぶりだな…昔を思い出す…」


「ええ…みんないた頃は賑やかでした…」


シャドウストーカー隊は元々10名だったが一人一人と欠けていき、現在は4名である



遠くを眺めながら、大きく一息タバコをふかしたザム ―――



あいつらはもう帰って来ねえ…


これ以上、仲間を失う訳にはいかない…



「…なあ、ゾル…」


「何ですかザムさん?…」


「お前は死ぬなよ…」



そう告げたザムは、タバコを吸いながら黙って歩き出した ―――



二日程の行程を経て、ザムとゾルはヴァン領アバンテの屋敷へと到着した


「何者だ?」


槍で通せんぼする門兵


「…アバンテ様に用があって来た…さるお方の使いだ…」


「書状か何か無いのか?」


「まだ名前をバラす訳にはいかなくてな…」


「…帰れ」


「嫌だね…」


そう告げたザムとゾルは、影づたいに門を潜って中へと入って行った



屋敷の造りから察するに、主人の部屋はここである


コンコンとノックをする


「…入れ」


「アンタがヴァンのアバンテ様で合ってるかい?…」


「何者だ貴様?」


手に湾曲わんきょくした大きなナイフを持ち、アバンテがザム達を睨む ―――


「おっと、そういう用じゃないんだ…ただ話を聞いて欲しいってだけだ…」


「フム…言ってみろ…」


「俺達の主はサタンを倒そうとしている…そいつに手を貸して欲しい…」


「…フッフッフッフッ…ハーッハッハッハッハッ!随分豪気だな!という事は貴様ら、アスモデウス様の使いか!」


「この口からは言えないがな…で、どうなんだ?…」


「力を示せ…誰でも良い。俺を殴り倒せる奴をそっちから出せ。俺に言う事を聞かせるって事はそういう事だ」



借りていたゲートリングでカザロフへのゲートを開いたザムは、事の次第をアスモデウスへと説明した ―――



「…なるほどのう…じゃあ久しぶりに一丁、殴り合いとしゃれ込むとしようか」


角を含めれば2.4mの巨体 ―――


鋭い眼光、白い髭 ―――


アバンテの前に、その男アスモデウスが立ちはだかる



「お前を殴り倒せる奴をよこせって聞いたんだが、合っているか?」



アバンテの目の前に現れたのは、紛れもないその男であった ―――

ンー…


長引いた…


早く面白いとこまで持って行きたいのに…

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