暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その36
お疲れ様でございます
なんだかこの時期になると、昔が懐かしくなります
ラグナロクオンラインってゲームで徹夜してたり、ニコニコ動画でコメント打ってたりしてました
今じゃどっちもやってませんけど
あの時は良かった…
今みんな何やってんだろう…
そんなふうに思いながら、お酒飲んでます
それでは本日のキララ、どうぞ
「…なるほど…まだ城に戻っていないという事は、やはり諸国を飛び回って服従を誓わせている最中なんじゃろうな…」
城内にサタンはいませんでした報告を聞いたエリゴールは、それをアスモデウスへと報告した ―――
「如何致しましょう、アスモデウス様…」
「…フム…ひょっとしてこっちまで来ないとも限らんのう…その時サタンにここの農地を見られれば、税を納めろと言い出すじゃろう…ここは一つバゲンに仕事をして貰うとしようか」
「と、申されますと?…」
「来る前にこっちから行けばここまで来んじゃろう…先にバゲンの村はサタンに忠誠を誓います、と言わせて来る…そうすればヤツの中では、ここは寂れた何もない土地のままじゃ…」
「ですが、サタンが今どこに居るかが分かりません」
「それは予測する…あやつは効率が悪いのが嫌いじゃ…恐らく中央から外側に向けて、孤を描くように順番に回っている事であろう…一日一城いければ良い方じゃ…だとしたら今なら、まだここには来ておらぬはず…」
そう言って地図を取り出したアスモデウスが指差したのは、北方のぺズン領 ―――
良質の鉱石が採れる地域であり、中でも魔晶石はお値段少々お高め
これが魔導士達の元へ運ばれて魔力を込められ、魔導具となるのである
「なるほど。しかし、確実に会えますでしょうか?…」
「アキラを派遣する…あやつなら遠くからでもサタンの気配を察する事が出来るじゃろう…エリゴール、おぬしはバゲンを呼んで来い…ワシはアキラを連れて来る…」
「ハッ!」
そんなこんなで、ゲートをヌッと潜ってアキラん家に着いたアスモデウス ―――
「アキ…ン、すまんかった。邪魔したか」
アキラはキララと共にベッドに入り、腕枕をしつつ足元側にあるTVで古い映画を観ているところであった
「ああ、いや大丈夫だ。どうしたんだアッさん?」
私は大丈夫じゃないんですけど? ―――
内心不満があったキララだが、アキラがそう言うのであれば仕方ない
「ちょっと用があってな。ある場所に行ってサタンという奴を探して欲しい。数日待っておれば来る筈じゃ」
「だあれそれ?」
「とんでもない邪気を放つ男じゃ。おぬしならすぐに分かる。行って貰えんか」
「OK了解。アっさんの頼みとあっちゃあ、仕方ないな。という訳だキララ。しばらく家を空けるぞ」
一旦部屋に戻り、身隠しのマントを持ってアスモデウスとゲートを潜って行くアキラ ―――
それ、私の旦那なんですけど?…
好き勝手に使うの、止めて貰えませんでしょうかね?…
そんな不満が無きにしも非ずだったキララだったが、諦めてお布団に入り、映画の続きを観始めた
ヴーーーン、という音と共にゲートが開き、カザロフ領に帰ったアスモデウスとアキラ
「良し!アキラ確保!そっちはどうじゃ?」
「はい、バゲンなら先程からこちらに…」
「良し!ぺズンへと参るぞ!」
こうしてアキラとバゲン、エリゴールはゲートを通じぺズン領へと向かう次第となった ―――
さて、アニメの続き観てきますか




