暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その31
お疲れ様でございます
晴れ晴れとした空が広がるようになって参りました
そろそろお外に出るには良い季節なのではないでしょうか
私もちょっと外に出て運動してこようかと思います
それでは本日のキララ、どうぞ
「おいアキラーーー!ちょっと良いかーーー?」
「なあに?」
「アスモデウス様んとこへのゲートを開いてくれ…俺達はあの方に仕える事にした…」
「そうか…あっちに住む所はあるのか?」
「あては無え…まあいつものこった…」
屋根とお布団があり、毎日おいしいゴハンが出て来るアキラん家 ―――
毎日シャワーが浴びれて、暑い日もエアコンが効いてて快適だった ―――
正直ここを出るのは惜しかったシャドウストーカー隊であったが、彼等はアスモデウスに着いて身を立てる事を選択した
「ンー…先に話を通して、住む処を用意しておいて貰うっていうのはどうだ?それからお布団持ってそっちに行くと良い」
「そうだな…それが良いかもな…お布団くれるのか…」
「いいよ?」
ちなみにザムのお布団には寝タバコの焦げが二箇所ほどあるので、お客様にはお出しできない
「皆もそれで良いな?…」
コクリと頷くシャドウストーカー隊員達 ―――
「じゃあアっさんの所に行ってその話をして来よう。みんな一緒に来てくれ」
ヴーーーン、とゲートを開き、カザロフ領へと着いたアキラ達 ―――
まだ荒涼としているカザロフ領だが、そこかしこの畑には作物が実り始めている
ググッて農業研究を続けていたエリゴールは、いつの間にか一端の農家さんになっていた
「あっ、エリゴール。アっさんいるか?」
「どうしたアキラよ?アスモデウス様ならこっちだ…着いて来い…」
畑の世話をしていたエリゴールがパンパンと手を払い、アキラ達を導く
「いやな、こいつらがアっさんのとこで仕事したいって言うんだ。面倒見てやってくれないか?」
言われてシャドウストーカー隊の方に振り返るエリゴール ―――
「…その覚悟は本物か?…我等は冥界を割ろうとしている…誰かが死ぬぞ…」
「ええ、構いませんとも…その時はその時です…俺達は、ただ生きていたいってだけじゃないんです…意義のある事にこの命を使いたいんです…」
片膝を着いて、エリゴールに臣下の礼を取るダリ ―――
「…分かった…アスモデウス様へは私から伝えておく…後に正式に臣下の儀を執り行うとしよう…」
「ああエリゴール、こいつら住む処が無いんだ。そこも何とかしてやってくれないか?」
「分かった…そこはバゲンに相談しておこう…」
すんなり交渉成立 ―――
これによりシャドウストーカー隊は転職活動に成功した ―――
「良かったな、お前ら。じゃあ一旦帰ろうか。今日はラーメンだ」
ハーイ ―――
続々とアキラに続いてゲートを潜るシャドウストーカー隊に続いて、何故か一緒にゲートを潜るエリゴール
そう、彼は畑仕事をしてお腹が減っていたのだ
そしてラーメンと聞いた以上は黙っていない男である
なんで一緒に来てるの? ―――
喉元まで出かかったその言葉を抑えつつ、隊員達はテーブルに着いた ―――
次々行くぞ!




