暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その30
お疲れ様でございます
なんかお腹痛くて寝込んでました
そんな時には、正露丸
すぐに効きます
それでは本日のキララ、どうぞ
それからエリゴールは今後の農地開拓の指導を始め、何か分からない事があってはアキラん家に戻ってググッていた ―――
開戦するにしても十分な食料が要る…
春には種を捲き、秋には実りを得なければ…
それと練兵だ…
そんな訳でアスモデウスとポチも村に滞在し、バゲンと共に少しずつ村の民達と練兵を始めた ―――
一方こちらはアキラん家 ―――
「…ではな、アキラよ…長々と世話になった…」
「また泊まりに来いよ、はっちゃん。氷雨さんとソフィと…あとカラスも」
カァーーー…
ジェダです…
最早ベルゼブブに狙われる心配もなくなった為、益光一家は帰る事にした
アキラが開いたゲートを潜り、手を振って別れる ―――
ちょっぴり寂しいアキラと益光であったが、会おうと思えばいつでも会えるのだ
「…帰る所か…俺達はどうしたもんだろうな?…」
その様子を見ていたザムが、ぽつりと呟いた
「…アタシは地上が良いと思うわ…どうせ戻ったって仕事なんて無いんだし…サタンに仕えたところで、それが当然って感じでアタシらは安くコキ使われる…」
ザムダ、帰らない方に一票 ―――
それを耳にしたダリ、冥界に帰ってサタン様に仕えれば良いんじゃね?という意見を急遽変更 ―――
「…ウン…ザムダの言う通りだよ…元々ベルゼブブに仕えていた俺達だ…サタンに鞍替したところで、新参者は大して良い扱いをされないだろう…命懸けで働いて小銭を稼ぎながら暮らすなんてごめんだ…」
さもありなん、と腕を組み、目を瞑りながらウンウンと頷くザム ―――
「…お前はどうだ、ゾル…俺も同じ意見だ…」
同意を求められ、じゃあみんなで一緒に地上で暮らそうね、といった流れになる筈だったが、ゾルの意見は少し違った ―――
「…アスモデウス様に手を貸して、冥主になって貰うっていうのはどうですか?…そしたら俺達、新冥主の頃からの家臣です…エリゴール様やアキラさん達との付き合いもあります…悪い扱いはされない筈です…」
ウーム…
そこでまた悩み始める三人 ―――
「…だけどよ、勝てると思うか?…俺はムリだと思っている…」
「…やるだけやってみましょうよ…ダメだったら地上で暮らせば良いんです…」
ウーン…
ゾルの意見にも、一理有り ―――
隊員達の心は揺れる
「…どうする?ダリ…」
少しの間考えていたダリが、漸く口を開いた
「…アスモデウス様に着こう…ゾル案で行く…俺達は使い捨ての駒なんかじゃない…人として扱われる方を選ぼう…」
席を立ち、拳を突き出すダリ ―――
次にザム、ザムダ、ゾルが拳を合わせ、隊員達の意志の統一は成された ―――
ンー…
まだやる事いっぱいあるのに…
お腹が痛いです…




