暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その27
お疲れ様でございます
免許の更新ですか
なかなかタイミングが無いものですね
めんどくさいんでさっさと済ませてしまおうと思います
それでは本日のキララ、どうぞ
瓦礫に埋もれて目を覚ましたザムダ ―――
隕石群落で吹っ飛ばされて頭を打ち、気絶していたのである
「ザムダ!!」
急いで駆け寄ったダリは、ザムダを抱えて隕石が降り注ぐ中をとにかく逃げた
だが安全な場所などは無く、二人は崩れた瓦礫に埋もれてしまっていた
「起きたかい、ザムダ…」
「…ここは?…ていうか、何でアンタ私の上にいるのよ…止めてくれない?…」
「今は無理だな…なにしろ俺がどいたら、この瓦礫がお前を押し潰してしまう…」
ダリはその身を呈して、崩れ落ちて来た瓦礫からザムダを守っていた ―――
「アタシはすぐここから出る…アンタもすぐ来なさい…」
そう告げると、影となって瓦礫の中から脱出したザムダ ―――
「…なんとか頑張れたな…お前の為じゃなきゃ心が折れてたよ…」
続いて影となって脱出するダリ ―――
ちなみに足とか肩とか、色々砕けている
ザムダはダリの事を虫か何かと思っていたが、今回の件でちょっと見直した ―――
「アー…ざまぁねえな…」
瓦礫の中を探索していたザムは、頭がなくなってハエにたかられているベルゼブブを発見した
隣の死体は下半身のみであり、どうやらベルゼブブを庇おうとしたようだ
ベルゼブブ死亡、と…
他に何か情報は?…
ザムが瓦礫の中をうろうろしていると、ダリを介抱しているザムダに出会った ―――
「アッ!!お前ら!!」
「兄貴!!」
ザムが駆け寄ったところ、ダリの体の形がどこそこおかしかった
「…アタシを庇ってこうなっちまったんだ…気を失っちまって、まだ目が覚めてない…」
「まだ死んじゃあいないんだな?…」
「息はしている…でも細くなる一方なんだ…」
ダリを担ぐとゲートを開いたザム ―――
「俺ん所に来い、ザムダ…ベルゼブブは死んだ…もう仕える相手もいなけりゃ仕事も無い…ここにいる意味なんてもう無いぜ…」
どこに行くんだろう? ―――
一瞬そんな不安に駆られたザムダだが、ここにはもう何もない
兄貴に着いて行けば何とかなるだろう…
そう思ったザムダはザムに着いて行く事にした
ゲートを潜り、アキラん家に戻るザム達 ―――
「アキラーーーーーーー!!」
「なあに?」
「コイツを治してやってくれ!!」
「ン」
蘇生の杖を受け、次第に回復していくダリ ―――
「…まさか…こんな事って…」
「紹介しようザムダ…そいつはアキラ…俺のダチだ…」
なんかいつの間にかダチにされてる…
まあ良いんだけど…
「アタシはザムダ。ザムの妹です。ダリを助けて貰って、ありがとうございました…」
「いや、いいんだ。俺はアキラ。それよりザム、向こうの状況はどうだった?」
「ベルゼブブが死んでいた…多分アスタロトもな…城はもう瓦礫になっていた…アスモデウス軍は壊滅だ…」
それを聞いていたエリゴール、考慮時間に入る ―――
この後サタンはきっと城を取り戻しに行く…
このままでは奥方様達が危ない…
「…アキラよ、アスモデウス様を頼む…私は少し用がある…」
そう告げるとゲートを開き、冥界へと向かったエリゴール ―――
こうしてエリゴールの、奥方三人&椿救出ミッションは始まった ―――
やはり当たったか…
お腹が痛いぜ…




