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暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その24

お疲れ様でございます


何か忘れているような気がするんだけど、それが何だったか思い出せない現象 ―――


ええ、それ私もなんです


財布を忘れてコンビニまで歩いて行き、財布が無かったので帰っていきます


絶対に目につく所に要る物を置くようにしてみて下さい


忘れていても大丈夫です


それでは本日のキララ、どうぞ

風が吹いている ―――


勝利を呼び込む、新しい風が ―――



草をブチッと抜いて投げるアスモデウス


それが風に乗って、はらはらと流れていく


「…そろそろかの…タナトスとエリゴールに伝令を出せ…出陣じゃ…」


「ハッ!」


そうして軍は動き出した



アスモデウスの作戦とはこうである


まず、ベルゼブブにベノム惨劇ストライクを発動させる


次に全軍、息を止めたまま、風上の方へ移動する


毒が風に乗って流れてしまえば、被害は最小限に抑えられる、といった寸法である



ザッ、ザッ、と足音を立てて城門へと進むアスモデウス軍 ―――



近寄る程に、次第に辺りにはブーン、というハエの羽音が聞こえ始めた



「…バカめ、ノコノコ出て来おったか…もっと集まって来い…もっと死ぬようにな…」


その様子を城から眺めているベルゼブブ ―――


そろそろ城門付近にまとまるか、といったところでスッと立ち上がった



時は来た 我が眷属けんぞく達よ…


生まれ変わりの時だ…


その身をして我が敵を滅ぼし尽くせ…



「…いくぞ!!ベノム惨劇ストライク!! 」



ベルゼブブが手を挙げ、ぜよと念じたと同時に次々と猛毒の煙を吹き出す眷属達 ―――



プシュッ!プシュッ! ―――


ハエ達が爆ぜ、直径1mほどの死の空間がいくつも猛烈な勢いで広がってゆく ―――



なんてこった、始まっちまった…


今すぐ伝えなきゃならねえのに…


ここにはサタンがいる…



影に潜んで城門を抜けたザムだが、紫色の煙が辺り一面に広まっているのを見て立ちすくんだ


こんな中でアスモデウスを見つけて報告するなど、不可能である



カァーン!カァーン! ―――


銅鑼どらの音が鳴る方へ、息を止めて移動する兵士達 ―――


風で流れる煙の中から、先頭を切って姿を現したのはアスモデウスであった



まだ軍の半分以上は煙の中か…


その中から姿を現して出て来い、ワシの兵士達よ…



煙の中からは、ザッ、ザッ、という行軍の音のみが聞こえる


「プハァーー!やっと息が出来るぜ…」


「まだ後ろが煙の中だ…早く進んで後ろの道を空けてやるぞ…」


無事だった兵達は、次第に声を上げ始めた



フン…やはり風上に逃げたかアスモデウス…


そっちなら助かると思ったか?…


残念、そっちがわらわの本命じゃ…



死ね!! ―――



ベノム惨劇ストライク、第二弾 ―――


突如吹き上がった猛毒の煙は、さっきの3倍くらいの勢いでアスモデウス達の目の前に広がり始めた


息を止めたまま、ここから避難するのはどうやら不可能らしい



「当然そう来るじゃろうな…よし、準備は良いか、皆の者」


「「ハッ!!」」



何度か大きく息をしたアスモデウスは、息を止めてある物を口に着けた ―――

もうちょっと戦記物で続きます

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