暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その23
お疲れ様でございます
なんか50㏄の原付バイクの生産がどんどん終わって行くらしいです
これからは125㏄に原付免許で乗れるんですが、その出力は50㏄程度に抑えられています
ウン…
125にした意味って何よ?…
その辺がいまいち釈然としていませんが、私は元気です
それでは本日のキララ、どうぞ
アスモデウス軍に歩いて近寄る、三人の男 ―――
それに気付いた兵士の数人が、同じく歩み寄って槍を向ける
「何者だ、お前ら?」
「…アスモデウス殿に伝えよ…疾風が来たとな…」
疾風!?…
ひょっとして、先の戦で司令官の首を飛ばして走ってたあの人でしょうか!?…
「そちらの方々は?」
「…仲間だ…城の中に詳しい…」
「少々お待ち下さい」
しばらくするとアスモデウスの前に通され、挨拶を交わす二人 ―――
「よく来てくれたな、疾風よ。また働いてくれるか?…」
「当然至極…拙者の娘を攫ったのだ…その報いを受けさせる…」
「状況としては一発勝負じゃ。辺りにハエが出てきたら毒の煙に気をつけよ。吸ったら死ぬぞ」
「まだ往かぬのか?…」
「風を待っておる…強い風が吹いた時が勝機じゃ」
そう告げたアスモデウスは、その辺の草を抜いて空に投げた
「…吹いとらんのう」
疾風の前に出て、アスモデウスに話しかけるザム
「俺とゾルが先に行って、中の様子を確かめて来るってのはどうですかい?…」
「頼めるか?」
「任せといてくだせえ…行くぞ、ゾル」
そう告げると影の中に消え、気配が消えたザムとゾル ―――
アイツら密偵としては最高じゃな…
今回の戦の土産に欲しい…
城の中に潜入した二人は、まずギャガが居た地下牢へと向かった
とりあえず鍵だけ開けておいて、騒ぎが始まったらギャガは牢から逃げ出す、といった寸法である
「…おい…ギャガ、俺だ…」
鍵にピンを差し込み、器用に開ける
「…おい、どうしたギャガ?寝てんのか?…」
扉をそっと開けてみると、ギャガは死んでいた ―――
体中には大量のウジ虫が湧いており、モゾモゾと蠢いてはギャガの死体を貪っている
「…あのヤロー、こうやってハエを増やしていたのか…おいゾル、なんか燃えるもん持って来い…」
ゾルが持って来た藁をギャガの上に積み、火を着けるザム ―――
「…運が無かったな…あばよ、ダチ公…」
再び影の中に入り城の中を探り始める二人 ―――
ちなみにザムはギャガがベルゼブブに殺されたと思っているが、実際の死因はガス爆発である
ハエは美味しそうな臭いがしたので勝手に飛んできた
城内には思ったほどの兵がいない…
守備を固める、って様子じゃねえな…
戦は外だけでケリを着けるつもりか…
「…おいゾル、お前は見たまんまをアスモデウスに報告して来い…俺はまだやる事がある…」
「…はい…行って来ます…」
そうしてザムが向かった先は、宝物庫 ―――
厳重に施錠されていたが、影なので問題なく通れる
ワァ~オ…
中々お目にかかれないお宝ばかりであり、どれから手を着けたものか正直ザムは迷った
だが、一番のお宝はこれである
永遠のネックレス ―――
身に着けている時間と同じだけ若返る、といった代物であり、その価値はお値段プライスレス
やったぜ…
ネックレスをポケットに入れて次の獲物を物色し始めたところ、カツーン、カツーン、という足音と共に話し声が聞こえ始めた ―――
この声は?…ギャガを殺りやがったあのババーか…
もう一人は?…
「…あのアスモデウスは何を考えておるか分からん奴じゃ…ひょっとしたら、わらわでもしくじるかも知れぬ…」
「…ああ…そう思っておいた方が良いだろう…で、話とは何だ?…」
「…わらわがしくじったら出て貰う…まさか嫌とは言うまいな…」
「…フッフッ…私もアイツには借りがあるんでな…良いだろう…使われてやろう…作戦を練るぞ…」
廊下の石畳から遠のいていく、二人の足音 ―――
あの声はサタンだ…間違いねえ…
コイツを早く報せなきゃ…
手当たり次第に獲物をポケットに詰め込んだザムは、影に潜んで慎重に城外へと出て行った ―――
バイク旅 ―――
もう一度、友人と行ってみたいものです
ただ遠くに行くというだけで楽しかったのが、私の思い出です




