暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その20
お疲れ様でございます
なんか最近、AI猫動画とかあるみたいです
本物の猫ではないのですが、こんなんだったら可愛い、こんなんだったら面白い、といったものを形にしたものです
ちなみに私が作ると、頭おかしい系のマッチョ動画になります
まあ置いといて、それでは本日のキララ、どうぞ
PCを失ったニート ―――
株で負け、全財産を失ってしまった投資家 ―――
冬眠に失敗したクマ ―――
この数日間、まるでそれらの何かであるかのように、益光はずっとソワソワしたり、ウロウロしたりして憔悴していた ―――
ソフィは無事なのであろうか?…
今すぐにでも助けに行きたいが、拙者一人の力では無理だ…
オロオロするばかりの益光を見かねた氷雨は、アキラへと電話をかけた ―――
「ハイモシモシ、アキラです」
「…アキラ殿ですか?氷雨でございます…本日は主人の件で相談がありまして…」
「ン?はっちゃんどうかしたの?」
「はい…もう何日もろくに眠れていないようなのです…明日にはソフィを助けに行くのでしょう?…その前に十分休ませてやって貰えないでしょうか?…」
「OK了解。だったら酒だ。俺はテキーラを持って行く。氷雨さんはおつまみを用意しておいてくれ」
「OK了解です…では、後ほど…」
酒と、こないだのシャケを棒状にしてみりん干しにしたものを持参して来たアキラ ―――
「よう、はっちゃん。元気か?」
「…」
ヌラリと振り返った益光の表情は、大体妖怪か何かであった
「…何用か?…」
「今日は飲んで寝よう。多分、明日は長い一日になる。明日に備えて休むんだ」
「…」
「…私がお呼びしたのです…あなたが眠れていない様子でしたので…」
確かに全然眠れていない ―――
そうだな…
拙者はソフィを無事に連れ戻し、己も無事で戻らねばならん…
今から気張っていても無用に疲れるだけか…
「…ザムとゾルも向こうの部屋に居る…呼んで来るとしよう…」
台所でトントンと包丁を叩いている氷雨 ―――
そのちょっと先のテーブルでは、アキラ、益光、ザム、ゾルの4人がテーブルに座っている
「…で、何の話だ?…」
「…話ではない…コイツを飲る…」
そう言って一升瓶をテーブルに置く益光
「なんだこりゃ?酒か?…」
「…天雷遠轟…戦の前に飲む酒だ…酒は飲めるか?…」
フッ、と不敵に笑うザム
「…そうだな…あんまり飲めない。その瓶で2本くらいだ…」
今度は益光がフッと笑う
「…中々やるらしいな…今宵は飲もう…戦の前の景気着けだ…」
盃に酒を注ぎ、4人で合わせてそれを飲み干す ―――
「…我等、誰一人欠ける事無く務めを果たし、またここに戻って来るぞ…」
「…戻って来る、か…俺達ゃその先どうしたもんかな…」
「お前はどうしたい?ザム。なんだったら手伝うぞ」
タバコをふかし、酒をもう一口、口に着けたザムはぽつりぽつりと語り始めた ―――
「…俺ァ自分がどうしたいかなんて分からねえ…金さえ貰えりゃ何でも請け負ってたら、いつの間にかベルゼブブの手下になっていた…」
「そいつを探しに行くってのはどうだ?お前の人生を見つける旅だ」
旅か…
あの寂れた村を出て以来だな…
「…どこに行って何をするんだ?…」
「お前が好きな所に行って、色んな町や人を見て回るんだ。で、お前が面白そうだと思うものが見つかったら、それを仕事にして暮らすんだ。夢を持つんだよ…それが幸せってもんだ」
「…夢か…お前にはどんな夢があるんだ?…」
「俺か?ンー…まず嫁さんと幸せに暮らしたい。はっちゃんやアっさん達と楽しく過ごして、たまには皆でどこかに行くんだ。俺はそれだけでいい」
そこまで聞いて、自分の人生この先どうしようか考え始めたザム ―――
「や、や、もう入らぬぞ?」
益光の盃に、並々と酒を注ぐゾル
「飲めますか?」
「…フフ…なるほど、そういう勝負か…何か賭けるか?…」
「…俺、地上で仕事が欲しいんです…最悪、冥界に居られなくなった時の保険です…俺が勝ったら手伝って下さい…」
「…良かろう…拙者が勝ったら甲賀の里に仕えて貰うぞ?おぬしの能力は忍びとしては最高だ…」
ちなみにどっちが勝っても、ゾルは甲賀の里で忍者になる
人生について悩み始めたザム ―――
へべれけになりながら酒を酌み交わす益光とゾル ―――
なんか喋った方が良いかなー、とか思いながら、おつまみを箸でつつくアキラ ―――
決戦前夜は、そんな感じで更けていった ―――
さて、自分が書いたもの読み込んで来ますか
流石に500話近くになると大変です




