暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その13
お疲れ様です
ちなみに私がよく使うこの ―――
そのシーンを想像して欲しい時に使っているものです
そこんとこちょっと気にしてみて下さい
さておき、本日のキララ、どうぞ
「はい、コレ」
「…なんだこれ?」
スマホを一台契約し、ヤンに渡したタマル ―――
「これは遠くにいても連絡が出来る物デス。ここをこうして…こう」
プルルルルル…プルルルルル…
「モシモシ、タマルです」
目の前からも声がするが、この板からも声がする
「…なるほど…これの使い方をもう少し詳しく教えてくれ…」
そうしてスマホの扱いを覚え始めたヤン ―――
ちなみにタマルは、勝手に純平の番号を教えて登録させた
「あ、モシモシ、ジュンペイさんデスか?ヤンさんから電話があると思いマス。番号を登録しといてくだサイ」
「アッハイ…」
なかなか強引なタマルにちょっと引いた純平だが、ヤンのスマホには2人目の名前が登録された
一方その頃、いくら待ってもヤンが来ないシャドウストーカー隊は半分諦めがちになっていた ―――
「…俺達、このままここで暮らすんでしょうかね?…」
古びた雑誌をヒモで縛った束を見つけ、それをほどいて本を見ながらゾルが呟く
「…俺ァそんなの御免だ…人間なんぞの中にコソコソ隠れて生きて、任務は果たせませんでした、で終わりか…ざまぁねえ…」
ソファーに寝転がり、足を放り出してタバコを吸っているザム
「…隊長はどこに行ったんだろうな…あのマークの場所に来た様子も無い…何があったんだろう?…」
「…最悪死んでるかもな…ダリも気をつけろ…」
空き家のドアの影の隙間から、ヌルッとザムダが現れる ―――
「…今日も来なかった…」
「…そうか…今日はもう休め…次は俺が行く…」
タバコを消して、ザムが立ち上がる
現状シャドウストーカー隊に残された手掛かりは、ヤンが壁に刻んだマークのみである
例え望みが薄かろうとも、今はこれに縋る以外の手段が無い
アキラとソフィって、どこに居るんでしょうか? ―――
道行く人に聞いて教えて貰えたら、どんなに楽だろうか
だが教えて貰えてアキラとソフィを捕えたとしても、連れて帰る手段がない
焦燥感 ―――
今隊員達は、精神的に追い込まれていた
そんな状況の中見張りを続けていたザムは、道行く女性のスマホからとある声を耳にした
タマルである ―――
「あ、モシモシ、ヤンさん?今から帰りマス。何か食べたいものありマスか?」
――― 今、ヤンって言ったか?
その後何を話しているかは分からなかったが、ザムはこの女を尾行する事にした
タマルの影に潜み、黙ったまま着いて行く
「ただイマ~!」
「おかえり~!タマル!」
「ニャー!」
ハイ、ビンゴ!! ―――
とうとう隊長を発見したザムは、とりあえず状況を観察し始めた
「このおうどんが一番安くて美味しいんデスよ?」
「へぇ、じゃあタマルはうどんの方を頼む。俺はネギを刻んでおくよ」
「ハイ!」
…ンー…
いやいや…
だがしかし、信じ難いが状況は事実を物語っている
では、ジャッジ、ザムが判定致します…
同棲!!(ワー
タマルとヤンのイチャイチャ具合を確認したザムは、帰ってこの事を隊員達に報告した ―――
まったくね
なんでクズに限って人の邪魔をしたがるんでしょうか
まあ私の父親なんですけど
早く死ねって思ってます




