暗躍する影!世界を守れ、アスモデウス!その5
お疲れ様でございます
なんか日が暮れるのが早くなり始めましたね
物書きしながら、気がついたら暗くなってたりします
静かですね
さておき、本日のキララ、どうぞ
「…これを見ろ…」
壁にナイフで刻まれた、シャドウストーカーのマーク ―――
「…俺達じゃないよな?…なら隊長だ…」
コンコンと壁を指で叩き、仲間の方へと振り返るザム
「…ここで待つぞ…4人で交代だ…ついでに、こうだ」
下方向への矢印を書き、魔族語でここ、と書いたダリ
「…よし、これならそのうち隊長に会えるだろう…最初は俺が待つ…みんなは帰って、ここで活動する為に要る物資と情報を集めておいてくれ…」
「…分かった…何が要る?…」
「…とりあえずは食料と飲み物だ…あと、体と服も洗わないとな…臭いがすると影に潜んでいてもバレる…」
「…じゃあ俺は物資の調達、ザムダは情報収集だ…ゾルは交代に備えて寝てろ…」
こうして各々、それぞれの行動に移ったシャドウストーカー達 ―――
一方その頃、ヤン ―――
「…こんな素晴らしい作品が…俺は今まで、世界を知らなかった…」
「まだまだ有りマス。とりあえずゴハンとお風呂にしまショウ」
現在ヤンは、アニメの名作の数々をタマルから見せられているところである
本日の夕飯は、麻婆丼 ―――
ちょっと辛めに作った麻婆豆腐を炊き立てご飯の上にかけ、ネギをパラッとかけたら完成である
ちなみに明日のメニューは味噌仕立ての鍋焼きうどん
具はモヤシのみだったりする
「美味しいデスか?」
「…うん…美味い…」
「フフ…」
食事の後はシャワーを浴び、タマルから部屋着を渡されるヤン ―――
「ハイ、これ」
シャツとパンツ、量販店で買ってきた上下のスウェットである
「…こんな物まで…すまない…」
「良いんデス。困った時はお互い様デス。んじゃ私も入って来マス」
タマルがシャワーを浴びている間、ヤンは一人考え事をしていた ―――
なによこの地上人って…
メッチャ親切じゃない…
もし任務が上手く行ったとしても、俺達はこういう人達からの怒りを買う訳か…
ダメ、ゼッタイ…
裏切者発生 ―――
事もあろうに隊長のヤンは、もう既に無理ゲーくさい任務を放り捨てて人類とアスモデウス側に着く事を決意した
ウン…
いざとなったらアスモデウスの手下になる、って事で向こうに逃げたら匿って貰えるだろう…
ていうか正直、このままこの人とここで暮らしていたい…
もう何もかもがウンザリだ…
決めた!
俺はそこから去るぞ、ベルゼブブ!
そうと決めたヤンの行動は早かった ―――
ンー…
なんにも食べてない…




