終わってしまったなつやすみ!ソフィの憂鬱!その2
お疲れ様でございます
免許の更新 ―――
めんどくさいですね
でも行って来ないと
視力大丈夫でしょうか
まあさておき、本日のキララ、どうぞ
ここにはいない…
ここには?…
そっと教室の中を覗いては、香奈の姿を探すソフィ ―――
「!」
ソフィレーダーは香奈の姿を発見し、そっと教室の扉を開けて中に入って閉じた
気のせい?…
いやいや…
でも今、確かに教室の後ろの扉が開いて閉じた…
目撃してしまった少年は、見えない何者かの存在に次第に恐怖し始めた
幽霊だ…コレ絶対幽霊だ!…
今この教室にいる!…
カタカタと震えている少年の後ろを通り過ぎ、香奈の傍まで行ってみるソフィ
ふうん…これががっこう…
みんな何してるんだろう…
しばらく見ていると、皆が席を立って夏休みの宿題を提出し始めた ―――
わっ!…
咄嗟に香奈の机に乗り、生徒達が教壇へと歩いて行くのを避けるソフィ
その中に腕を組んだまま堂々と胸を張り、席を立たない漢が二人いた ―――
「梶原くん、島田くん、宿題を出して?」
「まだ途中です」
「一つもやっていません」
こいつら! …
とりあえずホームルームは終わって下校となり、俊介と鉄平は職員室へと連行された
ランドセルを背負い、友達と話しながら下校する香奈 ―――
なるほど…普段はみんなとこんなお喋りしてるんだ…
「カナちゃん、じゃあねー!」
「うん!またねー!」
別れ道に差し掛かり、手を振る香奈と友人 ―――
しばらく歩いたところで、ソフィは香奈に声をかけてみた
「カナちゃん…」
「!」
四方八方を見回してみる香奈 ―――
確かにソフィの声がしたが、その姿がどこにも見当たらない
なんか不安になり始めた香奈の前で、身隠しのマントを脱ぐソフィ
「…え…ソフィちゃん?…」
「にひひ~。すごいでしょ。これ魔法の道具なんだよ?」
ンー…
やっぱりエルフがいるっていう事は魔法もあるって訳で、魔法の道具があっても全然不思議じゃないかも知れない…
自分の中でそう折り合いをつけ、納得した香奈
「すごいね…ビックリした…」
「ごめんね?…カナちゃんがいないから、見に来てみちゃった…」
「私に会いたかったの?」
少しモジモジして、コクリと頷くソフィ
「…私もだよ?一緒に遊ぼう?」
「うん!!」
速攻で家に帰ってランドセルを置き、お母さんに行って来ますの挨拶をしてソフィと駆け出す香奈 ―――
益光ん家までは上り坂なのであるが、二人の元気な子は余裕で走って上って行った
「ジェダ!演るよ!!」
「ハ、ハイ!」
黙々と絵本を読んでいたジェダは、急いで魔族の姿へと変身した
「あ、ジェダくん、これ…」
ポイフル ―――
ソフィ様の好物である
さりげない好物支援を受け、ジェダの中での香奈の好感度はアップした
ソフィがギターを持ち、香奈がピアノ、ジェダがドラムへと座る ―――
曲目など決まってはいない
各人がただ好きな音を出し、メンバーと音を合わせて曲を創り上げていくのである
「…賑やかなものだな…」
「…ええ…楽しそうですわね…」
益光と氷雨が微笑む中、三人のセッションはいつまでも続いた ―――
なんか知らない間に見ていたアニメの続編が出ていました
乗るしかない、このビッグウェーブ ―――
では私、修羅へ入ります




