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閑話休題!ソフィのなつやすみ!その21

お疲れ様でございます


まったくね


最近見つけた法則の一つ


アッタマ悪いヤツに限って、ごめんなさいが出来ない


しなくても良いんですよ?


アナタと違って、こっちは覚えてますけど


さておき、本日のキララ、どうぞ

今日も今日とて、愛車のチャリで坂を下って行くソフィ ―――


本日はジェダを連れているので、迷子になっても大丈夫である



丘の上の小学校に行ってみたところ、何やら子供達がサッカーをして遊んでいた



金網の向こうから、その様子を眺めているソフィ ―――


自分でも何故そうしているかは分からない


ただ、みんなでいるのが楽しそうだ、と思っただけである



「あなた、だあれ?」


「!」


唐突の声掛け ―――


ソフィが振り返ってみると、一人の少女がそこにいた


少女はソフィに興味ツンツンであるが、ダークエルフだとバレてはいけないソフィは帽子の両側を握って耳を隠した


「ソフィ…」


「わたし、香奈カナ。吉田香奈っていうの。あなた外国人なの?」


「…うん…」



外国人発見 ―――


こんなド田舎では珍しいことなので、香奈の目は更に輝いた


「あなた小学校に居ないけど、今いくつ?どこに住んでるの?」


香奈の質問責めが始まり、このままではマズいと感じたソフィは逃げる事をチョイスした


愛機に飛び乗り立ち漕ぎで急加速しようとしたところ、ガシャッとチェーンが外れてソフィは転んだ ―――



「あっ!大丈夫!?」


香奈が駆け寄ったところ、なんか見慣れない尖った耳が目に着いた ―――


「ソフィ様ーーー!!」


飛んで来たカラスが、なんか喋ってる ―――



ンー…


外国人っていうか、アナタ地球の人間じゃないですよね…


あとこのカラス、喋りましたよね…



「…ふぇ…」


色々バレてしまったソフィが、涙目で香奈の方を向く ―――


「…言わないで…」


「誰にも言わない…おうちに帰ってケガの手当てしよ?」



膝を擦り剥いたソフィがびっこを引きながら歩き、香奈がチャリを押しながら上り坂を歩いていく ―――


「ひょっとしてソフィちゃんって、坂の上の六角さん家の子?」


「うん…」


「やっぱりね。あそこ以外に最近引っ越して来た家なんて無いし。小学校には行かないの?」


それを聞いて帽子を外し、自分の耳をピン、ピン、と弾くソフィ



ンー…


行かないっていうか、行けないわ…



そんなやり取りをしていると益光ん家に着いた ―――



「衛生兵!!はやーーーく!!!」



ケガをしているソフィを見た益光の連絡は、迅速であった


速攻でゲートを開いて訪れたアキラはソフィに一発蘇生の杖を入れ、ついでに自転車のチェーンも直して帰っていった



なんか信じられないものを今日一日で色々と見てしまった香奈 ―――



「…拙者はソフィの父、六角 益光と申す者…ソフィが世話になったようだ…礼を申す…」


「カナちゃん、上がって!」


どう見ても只者じゃねえくせえ父が気になった香奈だが、ソフィに手を引かれてソフィの部屋へと入った



「…わぁ…」



部屋に入った香奈が目にしたもの ―――


様々な楽器のセットである



「これ全部弾けるの?ソフィちゃん」


「ふっふっふっ~…見せてあげる」



それから香奈という観客を迎え、ソフィとジェダの音楽祭は始まった ―――



「…綺麗な音ですね…」


「…あの香奈とかいう娘、ソフィの事を誰かに話したりはしまいか…」


「…その時はまた、皆でどこかに移り住みましょう…どこか平和なところへ…」


「…ウム…そうだな…」



そんな益光達の心配をよそに、ソフィは何曲もの演奏を終えていた



すげぇ…



ソフィの演奏は、香奈を音楽の世界へと導いた ―――

皆様はどうぞ、気分の悪い相手とは関わらないようにお過ごし下さい


そのストレスが無くなるだけで、人生変わってきます

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