閑話休題!ブーフのなつやすみ!
お疲れ様でございます
もう8月も終わりですか
31日までは夏休みなので、このタイトルで引っ張りたいと思います
さておき、本日のキララ、どうぞ
こちらはサマンサ様がおわす、ベロニア城 ―――
BARBER・ブーフの評判を耳にしたサマンサ様は、ブーフを呼び寄せてカットとシャンプーを依頼した
ブーフのその帰り道 ―――
「な!何をするお前ら!離せ!!」
「どういう事ニャー!!」
「ウェッヘッヘッヘッ…どうもこんにちは、ブーフです…アナタ達のその伸びっぱなしの髪を見てたら、我慢出来なくなっちゃったんです…カットさせて貰いますよ?」
ジリジリと近寄って来るブーフ ―――
パンナはエンディに、シエルはシューラ―さんに座った状態でガッツリ羽交い絞めにされており、逃げようにも足が砂を掻くだけである
「来るニャー!!」
「…ンー…どうしようかな…止めて欲しいのか?…」
コクコクと頷くシエル ―――
「そうか、切って欲しいのか…じゃあ始めよう…」
違う、そうじゃない ―――
そこんとこ説明したかったシエルだが、時既に遅し
ブーフのハサミはまずショキンと前髪を切り落とした ―――
あっ…
私の髪が…
それから霧吹きをかけ、櫛で整えては自分の中でのシエルの理想像を作り上げていくブーフ ―――
良し、こんなもんだろう…
カットを終え、シャンプーをシューラ―さんに任せたブーフは次のパンナの方へと向かう
「私をどうする気だ…」
「…もうガマン出来ない…その鬱陶しい前髪を見てると…そうだな、最も美しく見せるには…こうだ!」
ショキンと前髪をカットされたパンナ ―――
ウッ!!
私の髪が…
シエルと同じく諦めて整髪をブーフに任せ、大人しくシャンプーされるパンナ
ああ…
気持ち良い…
仕上がってから髪を拭き上げられ、鏡を向けられると、自分史上No.1の姿がそこにはあった ―――
「ウェッヘッヘッヘッ…どうですかお客さん?」
「綺麗…こんなの初めて…前も良く見えるわ…」
「もう少し髪が乾いたらもっと分かりやすよ。俺はブーフ。城下町で床屋をやってます」
「お店だとおいくら万円ですの?」
「カットとシャンプーで銅貨10枚です。雑貨のカタログなんかも置いてますんで、そちらの方もご覧下さい。きっと良い品が見つかるでしょう…では」
道具を片付け、帰って行くBARBER・ブーフの三人 ―――
なんかオークに襲われたと思ったら、綺麗にされたシエルとパンナ ―――
実際襲われているのであるが、彼の場合は求めているものがちょっと違うのである
BARBER・ブーフ ―――
彼等は今日も、髪が長過ぎる者を探して彷徨う
ンー…
次は誰の夏休みにしよう…




