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閑話休題!ソフィのなつやすみ!その13

お疲れ様でございます


なにやら夜、虫の声が聞こえ始めました


外で鳴くのは良いんですが、うちに上がって来るのは止めて下さい


フマキラーとかお好きでしょうか?


さておき、本日のキララ、どうぞ

「…して純平よ、その方法とは如何に?…」



普段は微動だにしない益光であるが、ソフィの事となるとちょっとソワソワしてたりする


「何かソフィちゃんが興味ある事って無いですか?」



ソフィが興味を持っている事…


まずは生き物の類であろうな…


あとはおとぎ話、新しいものを探す、といったところであろう…



「…生き物が好きだ…あと物語を読み聞かされるのもな…何か新しいものを探してはそれに興味を持っている…」


「分かりました。好きな事から入ってみましょう。多分ですけど、漢字を覚える意味が分からないのにやらされてるからイヤになるんだと思います。ソフィちゃんが読みたいこの本を読む為には、漢字を覚えないと読めないんだよ?ってふうに持って行く、っていうのはどうでしょうか?」


採用 ―――


「…ウム…それでいってみよう…氷雨よ、アマゾンで本を探してポチるぞ…」


はい、ポチです


まだ冥界暮らしが抜けきっていない純平は、ポチに反応した



益光と氷雨が本を探してポチっている間に、純平調査員は聞き取りを開始した ―――


そっとソフィの部屋をのぞいてみる純平 ―――



するとどうだろう、何やら部屋の物をドラムにして鉛筆で叩き、ソフィは熱いビートを刻んでいた



これは勉強がキライ、の曲である



なんてこった…


この正確なリズム、伝わって来るパッション、その歳でこれか…


いかん、才能がある…



エルフやダークエルフといった種族は、元々音感が高く芸能に秀でた者達である


ソフィもその例に漏れず、高い音楽性を生まれつき備えていた



足音を立てないようにそっと居間に戻った純平


「疾風さん、氷雨さん…音楽をやらせましょう…アレは天才です…」


「?」


話がよく分からないので事情を純平から聞き、そっとソフィの部屋をのぞく益光 ―――



カッカカッカッカッカッ?


ダラララララン、ダン!!



音楽などよく分からない益光であるが、ソフィのビートからは確かに熱いものを感じた


ソッと居間に戻った益光


「…純平よ…拙者には良く分からぬのだが、ソフィの業前わざまえ如何いか程だ?…」


「もう既にトッププロの人達が聴いたら膝と心が折れるくらいあります。勉強と一緒に、音楽をやらせましょう。絶対成功します」



まじでござるか…



その時、何故益光がアマゾンで子供用のヴァイオリンを選んだかは本人にも分からない ―――



これは運命の導きであり、いつの日かソフィが手にする事は決まっていたのだ



「なあに、これ?」


「…ヴァイオリンといってな…おぬしのものだ…」



ヴァイオリンを手渡されたソフィは、まだこれが永きに渡る人生の友になるという事は知らなかった ―――

さて、ちょっと飲んで寝ますか

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