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閑話休題!ソフィのなつやすみ!その6

お疲れ様でございます


前書きを書く段階になると、ネタ切れで手が止まる現象 ―――


正直こっちの方が時間かかってんじゃないかって位あります


政治とか経済とか世界情勢とかの話を始めたらいくらでもあるんですけど


やっちゃっても良いでしょうか?


さておき、本日のキララ、どうぞ

「…どういう事ですか?だってポチさん、」


ブーフが喋っている間に、変身を解いて人間に戻る純平 ―――



「…俺が冥界ここにいた理由はサタンから隠れる為だったんだ…その理由がもうなくなった…地上あっちには大事な人がいるんだ…」


しばらくの間なんと言って良いものか分からなかったブーフだが、ようやく口を開いた


「そうだったんですか…俺、この店に戻った時、これでずっと一緒に居られるって思ってました」



こんな時、なんて言ったら良いんだろう…



俺だって本当は、お別れなんてしたくない


みんなの事が好きだ…



言葉に詰まった純平は、返事の代わりに涙を流し始めた ―――



同じく涙を流し、じっと純平を見つめるブーフ


しばらくすると腕で涙を拭き、口を開いた


「ヘッ…死んじまったってんならともかく、遠くに住むってだけでしょう?だったらまた会えますよ。また来て下さいよ」


「そうだね…また来るよ、ブーフさん。ずっと元気でね…」



立ち上がってブーフの肩を抱き、パンパンと二回叩く純平 ―――


そのまま帰ろうとしたところ、ブーフに引き留められた



「おっとお客さん、ちょっと髪が長くないですか?」


「…そういう事?」


「そういう事です。1階の方へどうぞ」



椅子に座った純平は首にタオルと布を巻かれ、カットの準備は整った


ブーフのハサミは踊り、純平の中の理想像を創り上げてゆく ―――


最後に2回ハサミを鳴らし、次はシャンプー



ああ…


気持ちいい…



「仕上がりやしたぜ、どうですか?」


「…ウン。流石はBARBERバーバー・ブーフだね。また来ても良いかい?」


「ええ、お待ちしてますよ、いつでも。じゃあこの整理券を」



No.0 ―――



この整理券を持つ客は、最優先で席に着く事が出来る


「ありがとう、ブーフさん…」


「俺にしてやれる事なんて、こんな事くらいです。じゃあ…また…」



切ない別れを二度繰り返し、純平は日本への旅路へと着いた ―――



アスモデウスとエリゴールに帰る事を伝えた後、アキラの出迎えで地上へと戻った


ゲートを潜り、アキラの部屋に入る二人 ―――


「どうした純平?泣いていたのか?」


「いえ、何でもないんです。それより今日は付き合ってくれませんか、アキラさん」


「お酒?いいよ。じゃ何か作ろうか。作ってる間、これで飲みたいだけ買って来てくれ」



夜の雑踏 ―――


レジの客待ち ―――



懐かしい風景だが、今は違和感を感じる


俺が地上ここに居たい理由って何だろう…


帰りの道々考えていた純平だが、やはり答えはフレイヤ様しか無かった



「おう、お帰り純平。できたぞ」


本日のアキラのチョイスは、とんぺい焼き ―――


袋入りの焼きそばを短めに刻み、豚バラ肉と一緒に炒めて半熟のオムレツで巻き、ソースと青のりをかけた一品である



「ハイ、じゃあ、カンパ~イ」



缶を合わせて飲み始めた二人であるが、純平の方は浮かない顔をしている



それは戦場で仲間を失って帰って来たヤツらがする顔だ…


大体の事情を察したアキラは、黙っておく事をチョイスした



飲んでいるうちにポツリポツリと純平が語り出した


「俺って何でここに居て、この先どうなるんでしょうかね…?」


なんか哲学的な話題を振られた ―――


少々考えたアキラはある人の言葉を思い出し、単純明快な答えを出した


「行けば分かるさ…迷うな。お前の心のままに行け。疲れたら寝ろ」


分かったような、分からないような…


酒が重なり、意識が飛んでしまった純平は頭を落として寝てしまった



日本帰還初日 ―――



純平はアキラに抱えられてお布団に運ばれ、そのまま眠り続けた

後日譚・その2


ポチと別れたブーフは、その後しばらく元気がありませんでした


ネックレスを使って、純平がブーフに送ったメッセージ ―――


To ブーフ ―――


イ・ツ・カ・マ・タ・ア・エ・ル・ヨ


To ブーフ ―――


イ・ツ・カ・マ・タ・ア・エ・ル・ヨ

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