抗(あらが)え!人類の味方エリゴール! その17
お疲れ様でございます
外を歩いているとやっぱり暑いですね
私のオススメアイテムは、小さい保冷剤です
これを冷凍庫に入れておいて、朝出掛ける時に持っていきます
アアーーーーッス…冷てえ…
頬っぺたや首筋に当てると、そんな感じになります
さておき、本日のキララ、どうぞ
キララが向かった先は、プリンターズというお店 ―――
何千枚もの手書きの書状を作っているから手間がかかる訳で、国名とか誰宛てとか自筆のサインのとことかだけ白抜きにして、大量にコピーしてしまえばいい、というのがキララ的チョイスである
あとは白抜きしたとこをチョコチョコっと書き足すだけで、書状は完成した
エリゴールが国名と宛て先を書き、アスモデウスがサインをして、次々と諸国へと送られていく書状 ―――
「…出来たぞ…正直終わらんと思ってたのに、まさか一日ちょっとで出来てしまうとはな…大儀であった、エリゴールよ…」
「…アスモデウス様も、お疲れ様でした…とりあえずは体を休めましょう…」
「…そうじゃな…やる事はやってしまったし、一日二日で全ての返事が届く訳でもあるまい…休むぞエリゴール…」
意見が一致した二人は、とりあえずアキラを召喚した ―――
「…という訳でアキラよ、どこかゆっくり休める宿はないか?」
「ちょっと探してみよう…海辺の温泉旅館なんてどうだ?温泉に浸かって、上がったら海の幸、からのお布団だ」
イイネ…
「ああ、疾風の家族やポチも呼ぶとしよう。あ奴らも良く働いてくれた。労ってやらねばな」
まだ冥界の情勢は混迷しており、アスモデウスとエリゴールを狙う者がいないとも限らない
刺客の心配などせずにゆっくり眠ろうと思ったら、そのベストチョイスは地上である
「「ンン~~~~ン…」」
露天温泉に浸かり、水風呂に入って体を冷やしたアスモデウスと佐藤さんはエアコンの効いた部屋に戻り、そのままバターンとお布団に倒れ込んだ
5秒後、アスモデウス失神 ―――
6秒後、佐藤さん失神 ―――
戦士達の、束の間の休息である
「わはーーーーーー!!」
一方その頃、水着に着替えたソフィちゃんは、初めての海を堪能していた
「そうれ!!」
純平にバシャッと両手で水を掛けられ、それをソフィガードで耐える ―――
お返しにパシャッと跳ね上げた水は、後ろを向いた純平の背筋ガードで防がれた
ちなみにカラスのジェダは、その辺を歩いていたヤドカリをツンツン突っついている
「…さて、そろそろ戻るぞ、二人とも!夕飯の頃間いだ!…」
バシャバシャと水を蹴りながら浜に戻るソフィと純平 ―――
後ろから迫る純平にエイッ!と手で押され、バチャッと海面に倒れ込むソフィ
やったな!…
時既に遅し、純平は笑いながら走って行った
帰りの道々も、ゲシゲシと純平を蹴るソフィ ―――
「痛いってば、ソフィちゃん。やめて?」
「…やだ…」
まだムカついているソフィちゃんは、純平を蹴り続けた
その後、夕飯の懐石、からの酒 ―――
起こされたアスモデウスと佐藤さんは、食って飲んだらまた寝た
その晩、ほろ酔い加減で月を眺めながら先々の事を考えている益光 ―――
冥界の事…
生まれて来る子供…
ソフィの将来…
色々考えても特に答えが浮かばなかった益光は、寝ているソフィと氷雨を眺めてから自分もお布団に入った
…自由か…難しいものだな…
…里にいた頃は特に考える事も無かったのだが…
そんな事を考えているうちに、益光の瞼は段々と落ちていった ―――
ハイ、新設、キャラ設定コーナー
ソフィちゃんはダークエルフの幼女、髪はちょっと金色がかった銀髪です
性格は明るく、好奇心旺盛です
現在の好感度はパパ40%、ママ30%、ジェダ30%、純平0%といったところです




