抗(あらが)え!人類の味方エリゴール! その13
お疲れ様でございます
もうお盆ですか
なんか気がついたら日付がいくつか変わってるパターンばっかりです
多分物書きとか絵描きとかアニメーターとかやってる人間は、そんな日常を過ごしているのでしょう
気がついたら時間が経ってます
まあさておき、本日のキララ、どうぞ
「何か誤解があるのではないか、アスモデウスよ。まずは話し合おう」
ちょっと待ったハンドを差し出し、軍勢が集まるまでの時間を稼ごうとするサタン
だが名将アスモデウスは、敵の大将が一人とかいうチャンスを逃がすような男ではない
スッと右手を挙げ、前へと振り下ろすと号令を発した
「かかれ!!」
「「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」」
ドドドドドド、と押し寄せて来る反乱軍
ちきしょう、やっぱり来やがった…
とりあえず飛んで空へと逃れるサタンだが、すぐさまとんでもねえ数の矢が飛んで来た
ある程度なら結界をコントロールして弾けるのだが、中には魔法の弓から放たれた矢もあり、これは結界を貫通して来る
よく見れば分かるのだが、ハッキリ言って数が多過ぎて見分けるどころじゃない
何発か被弾したサタンは、たまらず城内へと逃げ込んだ
大魔法を撃ち込もうにも、詠唱してたら矢がいっぱい刺さるのだ
サタンが僅かに稼いだ時間により、城下町を囲む壁の門と城門は閉ざされ、現在城へと通じる一本道に大きな岩や杭が並べられて重装歩兵が長槍を持ち、駆けつけているところである
「クソッ!!アスモデウスめ!!絶対に許さんぞ!!」
刺さった矢を抜かれては傷口を縫われ、痛みのあまり怒りの声を上げるサタン
「サタン様、動かないで下さい。傷口が縫えません」
侍医の手当てを受けている間にこの先の対応を考え始めたサタンだが、妙案が浮かばない
完全に虚を突かれた形で攻め入られており、対策なんて何にもしてないのである
「どいてて下さい」
魔法少年と化した純平が、ステッキを構えてアーマーピアシング弾を撃ち込む
壁の門を支えていた鎖は撃ち抜かれ、壁の門は力なく開いた ―――
ちなみに純平は全身革鎧と覆面で、変装もバッチリである
ドッカ!ドッカ!ドッカ!ドッカ!
門が開いて中に飛び込むと、次は目についた一本道の岩と杭に何発も撃ち込み始めた
岩と杭が何の役にも立たず、重装歩兵ごと撃ち抜かれてゆく
このままだと、自分達もこいつらみたくブチ抜かれる ―――
その事実を悟った兵士達は持ち場を放棄して逃げ出した
流石にこの一本道を抜くには何日かかかるだろう…
そんなふうに思っていたサタンだが、たった今秒で抜かれたところである
そしてサタンは知らない
アスモデウスは、まだ秘密兵器アキラを温存していたりする
ウン…
普通に暑いですね
やっぱ外に出るの止めよう




