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参上!魔法中年ドリィーミィー☆彡プリン その11

お疲れ様でございます


お休みが終わるのなんて、すぐですね

でも朗報です

4日経ったら、またお休みです


それでは、どうぞ

ここでようやく、話は二人の出会いにまで遡る―――


キララの視点では、こうだ

必死で我が家に帰り着いたと思ったら、とんでもねーこええ変態がいて漏らした


アキラの視点では、こうだ

最初の敵で腕試しが出来ると思ったら、美人さんが漏らして泣き出してしまった


グリだったかが、一緒に戦ってくれる人とか言っていた

…話が違うような気がするんだが、一体どうなっているんだ


全体の約80%が既に筋肉と化してしまった脳ミソをフル回転させ、アキラが考える

そしてふと、キララのドレスとブーツに目がいった


ハッ!!

俺と同じ格好なのか!?


なら、仲間だ!!


アキラとは、軍務経験者である

大して頭を使わずとも、同じ格好をした者を味方と認識できるのだ


どうやら、泣いて漏らしてしまったらしい

よくある反応だから、分かる


俺は今、どう行動すべきなのか―――


急に踵を返したアキラは、洗面所へと向かった

数秒後にはタオルを手にして戻り、キララの股間の辺りへと投げた


「…それで拭いたら、シャワーを浴びると良い。その間、俺は洗剤を使ってここを掃除しておこう。脅かして、すまなかった」


玄関に、ぺたんこ座りで泣いていたキララは、ふとアキラの顔を見上げた

今しがた、ビッシビシに闘気&殺気を飛ばして来た相手の言葉とは思えない


そう、この男が戦る気なら、キララはとっくにどうにかされているのだ

段々と落ち着きを取り戻してきたキララは、その事に気づいた


そういえばグリが、一緒に戦ってくれる人って言ってた



まだキララの考えが纏まらないうちに、アキラはキララの両脇に手を差し込んで、立たせた


「あっ…!?」


「立てるか?」


なんと逞しい手、逞しい体であろうか―――

こんな状況にも関わらず、キララはときめいてしまった


そう、マッチョダンディーとは、キララの好みの、どストライクである

一瞬、その上腕二頭筋に手を伸ばし、触りそうになってしまった


立たせて貰ったものの、また力無くぺたんこと座り込むキララ

腰が抜けてしまっているようだ


「…無理か。仕方ないな」


今度は、キララを肩に担ぎ上げる

その姿勢でタオルを持ち、体のおションを拭いてゆく


「えっ、ちょっ、待って待って!」


恥ずかしい―――


流石にこれは、恥ずかしい

だが、アキラは有無を言わせない


そもそも腰が抜けている為、キララは抵抗が、出来ないのだ


「よし、このまま風呂場に持っていく。後はシャワーで流せば良かろう」


猫の子か、何かだろうか


そう、この扱いは、粗相をしてしまったペットを、風呂場に連れて行く時の、それだ


圧倒的、物扱い―――


なんも聞いて貰えない

主張の全ては無視され、ただただ強制連行される


のしのしと風呂場へと歩みを進めるアキラの肩の上で、遠い目をしたキララは、昔を思い出していた


あー…昔、うちで飼ってた猫、こんな気分だったんだ

今気づいたんですが、30何話も書いておいて話がろくに進んでません


まあ、こういう作品という事でご笑納ください


では、おやすみなさい

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